姉からのメール・211・宙組

姉からのメール

姉から届いた『カルト・ワイン』感想、これで最後です。

宙組 カルトワイン 感想5

・五峰さん、生で見るのすっごい久しぶりだったわ、Nice work〜は見れてないから。いつ以来だっけ?と思い出してみるに、コムの「堕天使の涙」にお母さん役で出てた記憶はガッツリあるけど…。みなこの「凍てついた明日」にも出てたっけどうだっけ?みたいな感じ…。ってことは、うそーん、マジでめっちゃお久しぶりやん。貧そうな…の言い方ですよ!!震えるわ、あんなん

・ずっと昔のイベントで一度会っただけの顔を覚えてるって、めっちゃ記憶力よくない?って思ったけど、アマンダとカミロの再会の流れをみてて、その記憶と合わせてピンときたのかなー?その辺どうなんですかね?

・あれだけシエロをガンガンつめておきながら、ソファに倒れ込む時にちゃんと抱いてくれるのかほんの少し不安げな顔に見えたんだけど、海千山千の彼女に僅かばかりに残った隠しきれない女心を覗き見るようで、なのにやってることはエグくてうわあぁぁー…ってなってめっちゃ印象に残った

・もえこが「ワインとは…」って、最初のひなこと同じセリフ?(だよね?)を言うんだけど、この語りがめっぽう聴かせるのよ、スル〜っと入ってきて本当に心地良いんよ。お芝居がすごく上手いと、こういうのも上手いんだなーと思った

・シエロが「黙秘」→「あーそうさオレがやったんだ!」的に派手に感情をぶちまける流れ、あんまり分かってないんだけど。あのまま行くと、フリオが証人として法廷に立つことになって、司法取引狙いのフリオは当然チャポの名前を出すわけで、そうするとフリオはチャポに狙われる訳で…(承認保護プログラムはあったとしても)っていうのを阻止するためにあの流れになったんですかね??

・あと気になるのが、シエロはあの泥沼の裏仕事に無理やりケリをつけるために、フリオを誘導してタレ込むように仕向けた可能性があるかも?ってこと。なんか用意周到じゃなかった?その辺どうなん?

・シエロは、泣き所のフリオ(←面まで割れてる)と妹ちゃんの存在を知られてる時点で、チャポのこと売れないと思うんだけど、きっとチャポはその10年の刑期で試すのだろう、シエロが口を割らないかを。フリオと妹ちゃんは人質で(幸せなことに、本人たちは全く気づかず)。刑期が終わったら、「オレにダマで作った金(←こんなん絶対バレてるやろー(°_°))は、口を割らなかったご褒美に持ってけ」と見逃してくれそう。そこで手打ちにしてくれそう。ホッとしてそう、埋めなくてすんで。「あの場であの判断したお前はやっぱりデキのいいワンコだよ。ちょっと惜しかったよなぁ」とか思っててほしいが、裏稼業を持つ人らしく、もっとドライかもなー、チャポさん

・実話を元にしているフィクションという事だけど、ワイン偽造、本物と偽物をどのくらいの割合で捌いていたのか、その割合はちょっと気になる

・フィナーレ。オスみとエロを歌の中にぶっこんでくるもえこーー!!本領発揮ですね!!そして今回も歌がどれも短い!!短いよ!!なんかいいところで止まるのよ、振られる前の歌とかさぁ…もうちょっと聴きたいんですが?!この調子で今後も小出しにされ続けたら、のちの公演で一曲フルで歌った日には、とうとう歌ったーーー!!って溜まりに溜まった感情が変な方向で爆発しそうですごいイヤなんだけど笑

・その歌詞の「豊かな体」をフルボディって捉えるとちょっと面白いなーと思って見てた。フィナーレでもまだワインにまだ酔いしれているシエロ的な。南の島で、昔偽造するために味わっていた極上品を思い出して、「あの時のアレ、上手かったなあ、黒胡椒のようななんたらかんたら〜」って夜な夜な悶々としてんの。何せ天才なので、それはもう克明に反芻できるのがこれまた一層辛いという…。で、その辛さを誤魔化すためにその辺の安酒を浴びるほど飲んで悪酔いしてて欲しい笑

終わり

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