『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』感想・2

雪組公演感想,雪組

『ODYSSEY』の作・演出は野口先生。
女装祭りです。

先に挙げたあがちんのカルメンだけでなく、中国の美女Aと『モンパルナスの灯』のジャンヌのはいちゃん、囚われの王妃のかせきょー。
リオの女(歌手)であすくんも。
これでもか、これでもかと男役の女装が披露されます。
似合ってる人もそれなりな方も、いろいろとおいでですがお祭り感はすごいです。

野口センセイって大介センセの弟子だっけな?(知らない)
ジェラール・フィリップの場面は『Apasionado!!』のヴァレンチノの場面を思い出しました。

はいちゃんはけっこう顎がしっかりした男顔ですが、なんせ華奢なので美女感がありますよね。
2場面も女装せんでもええやろ、とはつっこみたかったけど。(これはのぐちんへの文句)

囚われの王妃・かせきょーは最後に咲ちゃんに抱かれて死ぬ役。
研3で(この公演の最下出演)、トップスターで憧れの人・咲ちゃんに抱かれて死ぬってすごすぎない!?
前世でどんな徳を積んだんだ……。

女装したかせきょーはまだ若いのもあって、背こそ高いもののきれいな女役でした。
ダンスもきれい。

なお、かせきょーはあがちん、はいちゃんと並んで「A」扱いで、今後もバリバリ上げてくのねぇという劇団の意思を感じました。

さらにはトップの咲ちゃんがマーメイドの美女としてダルマをご披露。
脚が長い、腰が細い!
ありがたーーーーいものを拝見しました。

よくわからんが、飾って拝んだほうがいい気がする。咲ちゃんのダルマは。

本公演で女性役を演じることも多いあーさは女装なし。
でもメフィストフェレスとしてファウストをバックハグしてて、男役同士でまた妖しいことやってる(笑)。
『ひかりふる路』の死の天使・サンジュスト君を思い出しました。
あーさの爛れた色気の有効活用です。

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