星組東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』千秋楽をライブ配信で見ました。
途中約10日間の休演もありましたが、東京楽の日をきちんと迎えられてよかった。
退団者3名、組替え1名を送り出すことができましたね。
組替えとなるあかさん。
花組から来て花組へ帰る。
ファン時代は元星組のゆかりちゃんのファンで、初舞台は星組だから、よくよく星組に縁の深い方でありました。
中詰終わりのあかさんセンターの場面では、さりおあまとたち男役が「あーかーさーんー」と掛け声。
銀橋を渡り終えた後、あかさんの「星組ありがとー!」で締めました。
退団者の1人、はるとはフィナーレ中の歌手を務めている場面でトップのこっちゃんに抱きしめられてましたね。
学年も大きく離れているわけでもない歌ウマ同士、いろいろと積もる感情や思い出があるんじゃないかと勝手に想像します。
ムラ楽ではやりそびれた星組パッション。
「熱いぜ」「進め」「燃えろ」の掛け声を退団者に任せ、最後の「星組」をあかさんに言わせるの粋だなぁ。
こっちゃんはほんとに性格のいいトップさんだと思う。
『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』は賛否両論あるショーで、実のところ、私としてもそこまで好みではない。
めちゃくちゃ歌えて踊れるこっちゃんなので、こういう色物をあてなくても、もっとストレートに凄さや上手さ、面白さを見せられるものがあるんじゃないか?と感じるからです。
こっちゃんが「ジャガー」である必然性も特に感じなかったし。
ただ、ことなこじゃないとこのスピード感も出せないだろうなぁと。
ダンスも歌も、量がありまくる。
単純に、体力おばけな2人だからできる(というより他のトップさんだと大変)ってところはあるんじゃなかろうか。
爆踊りしたあとでなんてことない顔で「ラリハイ」歌えるこっちゃん、どんな体力してんの。
あと、こっちゃんはほんと何歌っても上手いなぁ。
歌でさまざまな色をつけられる。
あえてクセのある歌い方をしても魅せられるのは強い。
私の好みはさておき、こっちゃんのトップとして何作かあるショーのうち、ひとつくらいこういうのがあるのもいいかもしれません。
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