『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』感想・2

星組公演感想,星組

星組大劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』千秋楽もライブ配信で見ました。
有休使った。
現地での観劇含めて3回目です。

通称「ジャガビー」(近年の星組作品の略称はなぜか食べ物系多いな……エクレアとかグラタンとか)はサイトーくんの色物ショーをことなこを筆頭とした星組生の実力で見せるというカオスな作品です。
画像の情報量が多すぎて脳みそがついていかない。
じゃあそれを補完するために公演プログラムなどを読めばいいかというと……読んでもまったくわかりません!!

だってさ、プロローグのありちゃん=マーリンが(マーリンつったらアーサー王伝説の魔法使いと相場が決まってる)魔法使いでありつつ異星人とか意味わからんやん。この時点で脳みそは「???」である。

しかも、ひっとんの涙からジャングルが生まれてジャガーこっちゃんが生まれたとか書かれているんですよ。
なら、ひっとんはこっちゃんのお母さんじゃん!? 違うの?
日本語で書いてあれば内容を理解できるというものでもないらしい。

たぶん整合性はサイトーくんの中にしかない。
いや、もしかしたらご本人の中にすらないのかもしれない。
これを通し役ありのショーだと思ってはいかんのかもしれない。

まぁええわ。

とエセ関西弁で思いつつ、場面場面を楽しむことにします。
こっちゃんにイエモン歌わせるあたりサイトーくんだなぁとか、
くらっち強!!とか、
ぴーすけの女装、色っぽくてありがたやーとか、
これが星組生として最後だから下手でセリ下がるあかさんが感慨深げだなとか。

あと、ありきわはどっちも左ですね。

ムラ楽、あかさんの組替えご挨拶がありました。
出てきた時の組長・ちーくんのとの身長差よ……。ふいにまかちぐの身長差を思い出したわ。
あかさんのご挨拶はたいそう立派なもので、さすがあかさん!!でありました。
内容はうろ覚えですが、東京千秋楽まできちんとした舞台を務めるのが星組生としての私の使命、みたいなことを言っておられた気がします。

もちろん、退団者やトップのこっちゃんのご挨拶も。
こっちゃんは同期のせおっちと同じく男役ながらマダム口調(きちんとした女性らしいともいう)なのに、下級生娘役に対しては「おじさんはね」とか言い出すのがおかしい。
月組トップのれいこちゃんも「おじさん」を自覚してそうだし、95期ってそうなのか? でも花組トップのかれーちゃんはそんな感じしないな。

こっちゃんのご挨拶はなぜか大掃除押しでした。
なぜ……。いや、掃除大事よ。断捨離しないとうちの家もごちゃごちゃよ。
うん、こっちゃんに言われたしやるべか……。
せおさんが飼ってるルンバちゃんとかいるといいのかしら。

あ、いちおうクリスマスにも触れてました。
クリスマスのほうがきらきらしくてヅカっぽいイベントだけどね、そこで大掃除とか言っちゃうのが庶民派トップこっちゃんならではか。

緞帳が下りて拍手続くなか1人で幕前に出てきたこっちゃん「星組パッションを忘れました」。
そんなことってあるのか!
(カテコの数が少なかったという話もあるがよくわからず……)

さすがに幕は上げられず「仲間のみんな準備はよろしいですか」の声に奥から元気な「ハイ!!」の声。
もちろん星組生です。
おそらく緞帳の後ろの星組生たちも一緒に星組パッションをし、「大掃除頑張ってください。わたくしも頑張りますから」で今年最後の挨拶を締めるこっちゃんでした。

きっときれいな家で迎える星組ファンは2023年もいい年になることでしょう。

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