『ENCHANTEMEN-華麗なる香水(パルファン)-』感想・4

花組公演感想,花組

・ムスクの場面。

ギラッギラのスーツのかれーちゃんとピンクベルベットのスーツのマイティー銀橋からスタート。
衣装から濃ゆいわ。
これも宝塚ならではで、普通の人が着たら事故るやつですよ。
たぶん私が着たらお笑い芸人にしかならない。

この2人の後ろでモフモフしたファーを肩にかけて踊ってるのがキョンちゃん、びっく、峰果くんという濃ゆさ。たまらんわー。

この場面の一番の売りはマイティーが持ってるタバコをそのまま吸うかれーちゃんですよね。
もちろんマイティーはそのあとタバコを吸う。
間接キス来ました。

前情報なしに初日を観たので、情報を脳みそが処理するのに少々の時間を要した。

のぐちんによるれいまいファンの夢かなえたろかスペシャル(新春初夢バージョン)ですね。
若干、据え膳感がすぎるぜ!!とも思ったのだけどありがたく頂戴する。
(こちとら腐をこじらせて数十年なので、欲を言えば妄想の余地があるほうが好き……冬霞のヴァ×シルとか)

その見ためで研15?ウソやろ?な舞月ちゃん。
でもこのシーンでは大人の余裕を見せててやっぱ花男で研15なのだった。

バックにはツノの立派な鹿の頭部がどーんと。
存在感あったわぁ。

・グルマン。
宇宙のシーンはこれぞかれーちゃんのダンスと思わせるような振りと踊りですよね。
かれーちゃんはダンサーだけあってどんな踊りも素敵だけれど、こういう伸びやかな、コンテンポラリーっぽい雰囲気のものが特にしっくりくる。

まどかがミュシャの絵みたいな衣装で銀橋を渡るのが、貫禄あってめちゃくちゃかっこいい。
トップ娘役に相応の格と見せ場があるのが嬉しい。
これもまどかのキャリアと実力その他あってのものだろうけれど。

一方で、美咲ちゃんはがっつり娘役2番手している。
音くりちゃんが卒業してポジションを完全に確立しましたね。
以前は「お嫁」に行くのかと思ってたけど、今回の扱いからするとそのまま花組にいそうな感じですが、さて。

・アイドルっぽい場面のみそまるのリズム感すっごかったなー!

若手から出てきて、序盤はほうほうこういうメンバーね~と若干余裕かましてたんですが、
ほのかきた!と思ったら
ひとこきた!!で、
とどめにマイティーまできた!!!

若手場面だと思って油断してたところに容赦なく打ち込んでいくスタイルですよ。
こういうのってまだ体力あり余ってる若手の顔見せ場面じゃないのか。
いや、マイティーもひとこも体力ありそうだけども。
豪華すぎて正月から息切れする(笑)。

・デュエダンのカゲソロは龍季くん。
芝居の天国の場面でもカゲソロを取っていて(研1の花海さんといっしょに)花組の歌職人ポジに着々と近づいている。

・パレード。

エトワールは美咲ちゃん。
超歌える路線娘役さんですから納得です。

続いて降りてくるのはほってぃ、はなこ、だいや、らいとの4人。
ぎゅうぎゅう。
スターさんをこれでもかとセンター降りさせてくれるの嬉しいです。

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