
初演からのテーマソング「蘇る真実」が今回も歌われていて胸熱だったのでした。
まゆさんからつながる宙組の持ち作品になるんでしょうか。『シトラスの風』みたいな。
で、ですね。
歌詞がすごいですよね。
ただの偶然だとは思うんですが、今回のもえこやナニーロさんに宛書したみたいになってる。
「瑠璃色の海」「あの風の向こう側へ」とか、芸名を読み込んだみたいになってる。
ついでに鷹が飛んでたりひばりが鳴いてたりしたら完璧だったな……(無茶言うな)。
宝塚の『逆転裁判』シリーズは初演が2009年で、もえこたちは音校にすら入っていない。
それなのにこんなにぴったりした歌詞が作られたなんて……運命か?
なぜ亜双義一真(ナニーロ)が死んだのか、なぜ亜双義が成歩堂龍ノ介(もえこ)を密航させたのか、なぜバロック・バンジークス(キヨ)が日本嫌いなのか等々、数々の謎がぶん投げられたまま宝塚版大逆裁は終わって下さいました。
びっくりするくらいのぶん投げ。
謎を回収する気ゼロやん。
これは、続編やるのか……?とツッコミ入れずにいられんほど。
たぶんゲームやってたら上記謎は解けるんでしょうが、ゲームに手をつけずに宝塚版『大逆転裁判』を見た身としては、
成歩堂龍ノ介を閉じ込めたまま密航させる亜双義、ガチヤバい人やん!!
という鈍器だかなんだかわからないものでぶん殴られた衝撃で、終盤の脳みその大半が持っていかれました。
成歩堂龍ノ介がやたらに「亜双義……」とお呼び立てしてるのに(もえこ……(笑))とかニヤついてる場合じゃなかった。
成歩堂⇒⇒亜双義 かと思いきや、成歩堂⇒⇒⇐⇐⇐亜双義 なのか? なんなんだお前ら。
ツッコミどころがある成歩堂と亜双義の関係は置いといて、今作ではちゃんと男女の淡い恋模様も描かれている。
成歩堂龍ノ介と法務助手の御琴羽寿沙都(ひばりちゃん)です。
何度となく「君の名前呼んでいいかな」「名前呼びたい」と歌う龍ノ介ですが、呼べばいいんじゃないかな。
ていうか、もう呼んでるよね?
思いっきり呼んでるよね?
え、そういうことじゃないの? よくわかんない。 常に呼び捨てにできるくらいの関係になりたいとかそういう感じ?
この距離感がああ昔の日本男児~~~~!!って感じで、もえこに合ってました。
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