『WEST SIDE STORY』感想・４
・黒のスリップ姿にガーターベルトというとってもセクシーなお姿のずんちゃん。
なんて美脚なんだああああああ。
くっそ羨ましい。
いいもん見せてくれてありがとうございます！！と感謝しかない。
ベルナルドはアニータのこの姿を見ることなく死んだのね……と泣けるが、まぁ今までにさんざん見てただろうという気もする。
ずんちゃんのアニータは姉御っぽくて強くてかっこよくていい女でした。
「１インチ」のくだりも、妹のようなマリアを守ろうとする強さを感じました。安売りさせちゃダメなんだよね。
ベルナルドが店に訪れると即座にダサい縫子の仕事着を脱いで、艶やかな女ぶりを見せるのも素敵。
・アニータがひどい目に遭うところは、やられているアニータも辛いけど、行為を強いられるほうも辛いよね。
あきものベイビージョンだったか、アニータが取り囲まれているときも離れて目をそむけていたのに、無理やり担がれて腰を動かされる。
彼は無理やり加害者にさせられた被害者というべきだろうか。仲間を止めきれずに目をそむけていたことを罪とするならば、であるが。
「ベイビージョン」と呼ばれる年少者の立ち位置の彼を、どこまで責めるべきか判断できないが……。
・あっきーのリフは「Cool」のところが特によかった。
熱量が出にくい系の役者だけど、それゆえに「Coolにやれ」というセリフにリフという男の内面が鮮やかに浮かぶ。
匂い立つような美しさももちろん見どころ。
・ジェッツガールズの「お断りィー」が好きすぎる。
きっとメインキャスト以外はモブなんだろうなぁと勝手に思ってたんだけど、予想外にキャラが強かった。
（でも１回しか観てないから把握しきれてはいない）
エビちゃんの、小さくて可愛くてめっちゃクールで強い女の子、かっこよかったわ。
・クラプキ巡査を演じたりんきらは、組内専科さんとでも呼びたい達者さ。
歩き方の研究がすごい。
だらしなく太った、横柄な人物像が浮かび上がる歩き方だ。
・出番は少ないけど、司会者・グラッドハンドの朝日奈くんもいい味出してた。
ジェッツとシャークスの対立の中でおろおろしつつ、ダンスパーティーをうまく進めようとする可哀想さと健気さがなんともいえない。
