『ポーの一族』感想・3

2021-01-23花組公演感想,花組

花組大劇場公演『ポーの一族』1月6日(土)11時公演を観てきました。
2回目です。サバキで買えた!
運試しの気持ちでふらっと劇場に行ったら1階4列をさばいてもらえました(しかも阪急三番街貸切なのでお弁当付き)。新年早々縁起がいいや!
今年1年このチケット運が続きますように!!

DSC_3735

●今回のフィナーレのスタートは小池センセイ恒例の2番手による銀橋ソロではなく、仙名ちゃん・瀬戸くん・ちなつの3人での銀橋渡りです。
仙名ちゃんが下手スッポンからのセリ上がり(これは恒例)、瀬戸くんが本舞台の下手袖から、ちなつが下手花道からの登場だったっけな。
衣装はシャンパンゴールドだったと思う。上品できれい。

●ロケットは黒赤のバラをモチーフにした衣装。
5組くらいのグループがあって次々出てくるけど、センターはあれんくん。今年もいい笑顔だ。

途中持ち上げられてたのはたぶん舞空さん。

●みりおと娘役さんによるダンス。
みりおが前髪を斜めに下ろしていて少年ぽい。きれい! 色っぽい。
こういうのも新鮮でいいわ。
エドガーの雰囲気も残してるしね。

娘役の最下は華ちゃん。やっぱり可愛い。

●男役ダンスは舞台上でお着替えしたみりおセンターからはじまり、途中でみりおが抜けてかれーちゃんがセンターになります。
かれーちゃんが水を得た魚というか生き生きしまくってます。
芝居のアラン、本来のかれーちゃんのキャラじゃないもんなぁ。その鬱屈を晴らすかのように踊りまくってます。(いや、鬱屈してるかどうかは知らないけど)

男役同士で組んでるところもあります。これも『ポーの一族』作品世界の投影なのかな。
振付は何度か登板しているKAORIaliveさん。今回もアグレッシブな感じの振付です。

●みりゆきデュエダンが色っぽかった。
こちらも芝居の雰囲気を残した振付。
みりおが血(かエナジー)を吸おうと仙名ちゃんの首筋に唇を寄せたり、仙名ちゃんがそれを拒否したり、みりおが半開きの口元を拭うような動きをしたり。

リフトは回転系はなくて、軽く持ち上げるようなのが1回。
でも見ごたえのあるダンスでした。

●パレードの階段降りはこんな。

みれい(エトワール)→あかさん・マイティー・ゆーなみ→ちなつ・べーちゃん→華ちゃん・瀬戸くん→かれーちゃん→仙名ちゃん→みりお
(複数人の同時降りのところは舞台での並び順に書いてあります)

華ちゃんがセンター降りで、しかもべーちゃんより後なのにびっくりしたわ。
ちなべー、瀬戸華の組み合わせは役柄と、パレードで歌う曲の関係もあるから必ずしも番手が絡むとはいえないけど。

みれいちゃんのエトワールは華ちゃんとの娘2格ボカシかなとは思いますが、とても素敵な歌声でした。
みれいちゃんは歌えるし芝居もできるしでいい娘役さんだ。

0