『All for One』感想・7

月組,専科

昨日から東京公演が始まった月組公演『All for One』。
私はムラでしか観てないし東京で観る予定はありませんが、すっごく楽しかったなー。
また夏休み企画みたいな感じで再演したらいいと思う。
ただしルイ役がむつかしいからそれが出来る人が娘1になったときに。(男役声出さなきゃいけないからね)

さて今さらながら書きそびれてたこと。

・コマのモンパンシェ夫人。かーわーいー!
製作発表のときは悪の親玉みたいだったのに、蓋を開けてみればコメディ担当。
「剣には心得がございます」からの「やぁ~っ」と言いながらの退却場面はいいコメディ具合で、小池センセイに頼られてるだけあるわ!

・『ル・サンク』買いました。
今さらながらベルナルドの歌がダルタニアンを褒めすぎてて笑う。

翳りを知らぬ田舎者 太陽と土の匂いがする
人気と名声を手にしていながら 少しも気負わず 迷いもない 曇りないその瞳

だいじょうぶかこの人……。

ルイを落とそうとするのも出世欲や一族のためという思いもあるだろうけれど、基本はダルタニアンのものだと思ってるからだろう。

・ベルナルドが引き連れてるのが男役4人というのも蒼紫のセルフパロ?

・ルイが女だとわかったことで「失恋」した人が何人かいますが、わかばのマリー・ルイーズは可哀想だな。
マスク・バルでふらふらしてるルイを「ダルタニアンに会えない辛さ、お察し申し上げます」と気にかけてるイイ子なのに。
――と思ったけど、『ル・サンク』には(慇懃無礼に)と頭についてました。
あんまり慇懃無礼な感じしなかったなぁ。

でも変装したアラミスにコナかけてるし、それも伯父の権力をちらつかせてなので、基本的に「イイ子」設定ではないんだろうな。

・アルルカンたちは妖精的なもの?
ルイのお着替え手伝ってるから彼女らもルイの秘密は知ってるんだよね。(でもカウントされてない)

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