『All for One』感想・4
『All for One』はいちおう原作アリというくくりなのかな? でも小池センセイオリジナル部分がけっこうあるから原案というだけか。
ともかくも、宛書のようにハマる作品でした。
・みやちゃんのアラミスはまず美しい。
みやちゃんは汗をかいても薔薇の雫にみえるタイプだから、少女マンガのキャラクターのようで、アラミスがポーズを決めると女性たちが一斉に「はぁ~♥」と倒れるのも納得だ。
ほかの四銃士の「大胆不敵」「沈着冷静」「無敵のヒーロー」と並んで「世紀の色男」と紹介され、なにげに剣技に言及されてないのが笑える(けど強い)。
修道士に戻っての歌は「みやちゃんのターンきたーーー!!」でテンションが上がる。
礼拝所でのダルタニアンとのやり取り(男同士での恋愛相談は自分にはムリ!的な)は昨今ではなかなか気を遣う部分もある気がしますが、デリカシーを欠かないレベルでクリアしたんじゃないかなと。
・ありのポルトスはまるまるとして可愛い(顔が)。
ポルトスは大酒飲み設定だけど、ありが演じると牛乳かヤクルトかカルピス(濃い目)って感じ。
青春だ。
「反撃の巨人」の人気者っぷりはすごくうなずける。
ざっくりした持ち味があの芝居にハマってる。大岩投げまくるのが可愛い。
剣戟一座の皆さん、ナイスキャッチだ。
ふと「銃士隊」「三銃士」というのにみんな銃持ってないなぁと思ったんですが、ポルトスに至ってはレイピアすら使わないことがあるっていうのがなんとも言えません(笑)。
・宇月のアトス。渋かっこええ……!
ヒゲが好みすぎます。
居酒屋での宇月のマントの翻し方がかっこよすぎてしびれる。マントさばき最高。キレッキレですがな。
ダンサーゆえの身体能力と、男役14年の成果でしょうか。
見惚れるわー。
変装して王宮に潜り込むところのマッシュルームカットのカツラがなんともいえません。
潜入した大酒飲みポルトスが両手にお酒を手にしてるところで、「ちゃんと仕事しろ」とばかりにお酒を回収しますが、片手分しか取り上げないあたりかなり優しい&甘いのではないかと。
フィナーレの男役ダンスでは前髪を重めに作ってて見た目が若返ってます。
かなりあーさに見える。
前から似てるとは思ってました。で、キラキラしてるのがあーさで渋かったら宇月と判断してました、昔は。
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