東京前夜

自分語り

東京に行く前の数日間。
実はけっこうヤバい状態でした。

腰なのか尻なのかお腹なのかわからないところが痛い。
下腹から腰にかけてぐるりと円を描くように痛い。
痛いところはその時々でさまざま。一部だったり全体だったりする。
職場で痛くなることもあるけど、寝ているときが一番痛くなる。ろくに眠れない。
横になると痛いので、ソファにもたれてなんとかしようとあがいてみたり。

東京行く前に病院行けよ。

自分でつっこんでましたが、病院に行く→病名がわかる→入院決定?→東京行き取りやめ、のコンボが怖くて行けませんでした。
子どもか。
そのうち手遅れになってもしらねーぞー、と思いつつなるべく忘れることにします。
カバンの中には一応鎮痛剤を入れました。たいして効かないけど、気休め程度に……。

さて、花の東京です。
取ったホテルは、まともに泊まればムラでよく使う2段ベッド・大部屋の5~6倍の値段がするところ。

ああ、一人でのびのびできるっていい。スカステも入るし。
内装もなんかおしゃれだし。
レディースルームだからか、ヘアアイロンとか(使わないけど)、スチーマーとか、基礎化粧品とか、アイロンとアイロン台とかがある。
体重計もあった。乗ったことを後悔した。見なかったことにした。

のびのびと3泊。
その間、腰~下腹部の痛みはほとんどありませんでした。

あの痛みはなんだったのか。
東京に来た興奮や旅行中の解放感によるものではないと思う。

ふと気づいたこと。
私のベッド回りは、ひどい。

そのころ私はなぜかベッドを上下さかさまに使っており、枕元には読んだ本や手紙などが適当に置かれている状態。
となると、枕元はうじゃうじゃしたもので埋め尽くされ、足元はふつうのベッドの頭側にある板のようなものがあるため、体を縮こまらせて寝ることになる。
そんな狭苦しい寝方をしていたので腰中心に無理がきていたのであろう。

思えば昔、胸だかお腹だかがやけに痛くなって内科に駆け込んだらただの筋肉痛だったことがありました。
そのころ体にフィットするソファーで、ゲームしながら寝落ちを続けてたからさ……。
変わってねぇな私。

東京から帰ってから速攻でベッド回りを片しましたよ。
おかげで今は快適に寝ております。腹痛や腰痛もありません。
観劇を続けるためには体調がよくないと無理ですからねぇ。原因がわかってよかった。

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