『紅に燃ゆる』たけふ公演感想・3

OSK

『紅に燃ゆる』たけふ公演10月12日(月)13時と15時の回を観てきました。
客席には元トップの桜花さんがいらしてました。

image

今日は満員か?と思えるほどの大入り。
3連休なのと、特別公演がついているせいでしょうか。
前方席に空きはなさそうだったので2回とも後方席で観ました。

後方席だと全体像がよく見えますね。
この公演好きだなぁと思う理由の一つは、ライティングの見事さ。
セットは簡素ですがライティングがいいので全く気にならない。
赤と青のライトで豊臣側と徳川側のどちらが出ているのかなどもわかりやすいし、殺陣の際の刀を打ち下ろす動きに音楽とともにマッチしていて快感すらおぼえるほどでした。
おかげで最後まで興奮状態が続きます。

それと出演者がパワフル。
真田家が軍勢を集めるなどして戦に赴くところ。
幸村たちがかけた声に応じる「おう!」と言う声の力強さが素晴らしい。
真田軍の結束を感じるんです。

image

image

15時公演終演後、引き続き高世さんによる「感謝ステージ」が行われました。

白燕尾姿の高世さんがまず1曲歌い(タイトルはわからない)、軽い挨拶のあと「thank you for music」(と言ってたと思う)を歌い、出演者が全員登場してたけふ公演名物「やんしき節」を。
「やんしき節」では揃いの軍装の下級生(穂香さんなど)が客席降りもします。
そして桜パラソルはなしで「桜咲く国」で締め。

和装の中に1人だけ白燕尾の高世さんの図というのはなかなかに面白いものでしたが、雰囲気でねじふせてました。

ご挨拶の際、高世さんは、自分の下級生のころはいろんな地方公演があった(和倉とかだったっけな)、でも自分が行ったのは武生だけ、みたいな話をしておられたと思います。
OSK解散の危機のときにたけふ公演が決まって……という話も。縁深い劇場なんですね。

でもその劇場(中ホール)は老朽化のためもうすぐ取り壊しです。
越前市長によれば、来年からは隣の大ホールで公演するそうです。
大ホールは今年の夏に耐震工事しリニューアルされ、椅子も取り換え、その他の設備なども整っているそうです。

で、客席数は1000席超え、中ホール1階の倍ほどに。

私は正直、「大丈夫なんですか……?」と思うんですが(ガラガラの客席は辛い)、大丈夫だと信じたい!
市長さんは「来年は高世さんに来ていただきたい」と言っておられましたが果たして。
(高世さんは明確な返答はしておられませんでした)

なお、越前市ふるさと大使の委嘱式が行なわれ、高世さんは大使に任命されました。
前トップの桜花さんもかつて委嘱されていたなぁ。

0

OSK

Posted by hanazononiyukigamau