東宝エリザ観てきた・1
東宝『エリザベート』7月19日13時30分公演を観てきました。
姉に「エリザ観るんだ」と言ったら「叩くために観るのかと思った」と言われました。
どれだけ信用がないのでしょう。
さすがに叩くためにわざわざ観劇することはありません。結果として毒を吐くことはあっても。
そもそも私が観た回は毒を吐かずに済みそうなキャストの方です。
たぶん2回目?の帝国劇場。
入口からテンションが上がります。
中もいろいろありますね。
初めて東宝版のエリザを観ましたが、とても面白かったです。
何度も再演されるだけのことはあるという演目のクオリティの高さもありますが、どうしても私の場合は宝塚版が基準になってしまうので、その比較においても興味深いものでした。
しょっぱな、ルイジ・ルキーニが裁判官に「ケツを掘ってやろうか」みたいな雑言を浴びせるのにびっくりしました。
これはヅカでは言えんな……。
ていうか、この悪口ってヤクザ物ならともかく日本の古典にはないものだな(私が知らないだけかもしれない)。
鶏姦が宗教的タブーだからこそのものすごい悪口ってことか?
最初の娘、ゾフィーが亡くなったときの演出はぎょっとした。
めちゃくちゃ怖かった。
マデレーネって黒天使じゃないのね。
普通に娼婦だった。(そもそもトートダンサーが全員男だ)
バレエなんて踊らないしその場面にフランツは出てこない。
ものすごいおっぱいで、「おっぱいも芸のうちだなぁ……」とよくわからんことを思いました。
ラストは、トート閣下とシシィは昇天したりしないし、横でルキーニが首つりしてるし。
それ以外にもいろいろとえぐい演出があって、宝塚のすみれコードの存在を意識せずにはいられませんでした。
宝塚って猟奇的な部分や性的な部分はかなり抑えてあるのね。
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