『ミュージカル・劇場解体新書』という本を読みましたよ。
全世界にあまたある劇場のハコそのものや装置にスポットを当てた本です。
これを読んでると、宝塚の劇場ってほんと大きいんだな、と改めて実感。
1000席を超える劇場ですらそう多くはないのに、大劇場は2500人規模だもの。
そしてバウホールですら決して「小さなハコ」ではないのね。
お金の話が興味深かった。
マルチ分割セリは設置に数十億、維持に年間数億円が必要とのこと。
メンテナンスも大事だもんね……。
ていうかそんなにかかるのか!
税金で建てるハコモノであれば、コストは納税者の負担となるわけで。
立派なハコを作っても割に合うかどうかちゃんと考えなくては。
ちなみにこの本では作りつけのセリはなくてもいい、という視点のようです。
劇場に元から備わってなくても持ち込みのセットでどうにかなるから。
(実際にバウホールとかそうですよね)
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