NHKスペシャルの『宝塚トップ伝説 ~熱狂の100年~』を見ましたよ。
元日の星組初日の入りの様子とか、退団する蘭寿さんのムラ楽の入りとかは、外部には奇異にうつるであろう宝塚の独特な風習でやはり絵的にキャッチーなものなんだろうな……と。
ヅカファンを数年やってると、このあたりはスカステのニュースなどで流れるし、あるいは花のみちで観られるものなので、さほど面白みはありません。
やはり面白く興味深いのは稽古場。
まず楊先生の歌唱指導はすごく面白かったです。
バランスボールに座って腰を動かしながらだったり、ペットボトルを投げ返したりしながらの指導。
こういう教え方もあるのだなぁ。
単に音程・音階・リズムなどを淡々と教えるのではないのね。
指導の技術・方法として興味深い。
月組稽古場の、香盤表に群がる生徒の図も面白かった。
すっごいきゃいきゃいしてたなー。
いかにも“裏側”で楽しい。
見間違いでなければちゃぴさんがすごくテンション高くはしゃいでたような気がするけど、あれは同期の役付(新公?)に喜びの声を上げてたのかな?
(一瞬だったのでいまいち自信がないが)
花組稽古場は、退団するよっちがフィーチャーされててぐっときた。
「頑張ってきたご褒美」の、ダンスの立ち位置。
そしてテレビでもセンターだった。
蘭寿さんに挨拶しに行ったときの「握手してください」は、感動的ながらもおかしみのあるかわいさにちょっと笑った。
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コメント
前に外部でOGたちが出ていたときに、トップ男役に対して元娘役は膝まづいてお話を伺うという姿に外部の人はものすごく驚いていた
というのを聞いたことがありましたが、ちえちゃんの話をきくねねちゃんがそうでしたね~
よっちも蘭寿さんにはひざまづいてましたしね。
しかし、あの放送みたらヅカファンは歌うたうってみんなの印象じゃないかなぁ
>hanihani さま
ヅカファンには「FCに入ってる人が」「特別なときにしか歌わない」のが自明であっても、そうじゃない人から見たらたしかに……。
私も歌ってると思われてるのかしら。
対等に話をするのではなく、「お話を伺う」という形も言われてみればそうですね。
上下関係がきっちりしてるからでしょうか。