『ロコへのバラード』感想・1

『ロコへのバラード』9月26日14時公演を観てきました。

今回初めて行った東京グローブ座は3階建てですが、バウホールくらいの空間でした。
席は1階の端よりだったけれど段差があって見やすい。

セットは大きな木の形(家系樹って言ってたか?)に組まれた本と、カウンター、書棚、椅子。
簡素ですが充分です。
それに生バンドの演奏がつきます。

あとは出演者と音楽とダンス。
これがいずれもかっこいい。
初演版は観ていませんが、再演に足る作品だと思います。

主役のゆみこちゃんは書店員のマリア。40歳くらいだったと思う。
勤め先で朗読会をします。
この舞台はその物語世界や、それとリンクする朗読会の参加者の人生などをタンゴで表現する形をとっています。

マリアは「魅力的な女ではないが朗読はセクシーだ」と作中で言われてたかな。
あ、宛書……?

マリアは幸せになることを無意識に放棄している女性。
「現在に満足している」と語るのは本心でもあるだろうけれど、亡くなった姉より幸せになってはいけないと自らを縛っているから、愛する男がいても、また誰かから愛されていても素直に向かっていけないんですね。
この頑なな真面目さ、幸薄さがまた、ゆみこちゃんにぴったりでした。

この芝居は歌とダンスにあふれている。
1回しか観ていないのできちんとしたことは書けませんが、とにかく歌もダンスもすごい。
安定してハイクオリティ。

宝塚のトップにはならなかったけれど、退団後も途切れることなく仕事がくるだけの実力をまざまざと見ました。
芝居も歌もダンスもよくて、スタイルもいいもんね。(胸はないけど)

ダンスは美脚に見とれ、踊りにも満足し、そしてなんと言っても歌。
声の表現力や心地よさを堪能しました。

劇中劇ではさゆのお母さん(?)になったり娘になったり。
脚が長すぎる子供、必見です(笑)。

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