『記者と皇帝』感想・1

大野くんの作品は基本的に好きです。

日本語がちゃんとしてることと思想的にムカつかないから。
あと客を喜ばせようという意思が感じられるから。

足りない部分があるにせよ、上記3点がちゃんとしてればストレスがたまりにくいというものです。

今回の作品もすごく楽しかった。
観にいってよかったと思いました。
多少散漫になってる部分はなきにしもあらずでしたが、いいんです。ちゃんとみんな収束するし、組子にそれぞれ見せ場がもうけられているし。
『ロシアンブルー』同様、回数観ると以前は気づかなかった細かいところを発見できて楽しめるつくりになってるのでしょう。

しかし大野くんのコメディ作品には①働くヒロイン②動物のぬいぐるみ③タップダンスが必ず出てくるのねぇ。こだわりがあるのかしら。

そう。今回のキーはタップによるモールス通信。
なんかすごい。
すごいがしかし、もうちょっと説明しようぜここは。ていうかみんななんて伝えてるのか気になるんだぜ。

モールスでなんて伝えてるか正確にわからなくても支障はないんだが、いやーだって気になるっつうの。
かといって解読するまでの努力はちょっとムリ。今から勉強おっつかないし。

DVDが出るのなら字幕で入れておいてほしいところなんだが……出ないだろうなぁ、みっちゃん3番手だし。
もしDVDが出るとして、せいぜいみっちゃんかカチャがトップになるときか辞めるときですか。いつよ。
スカステで字幕入れてくれるかなぁ。ていうか加入してないけど。
あとは『歌劇』の質問欄みたいなところに投稿するか。

キーになることもあってほんとうにタップ祭り。
娘役のタップもかわいい。娘役がキャッキャしてるのはそれだけでかわいいというものです。

そしてみっちゃんが留置場に入れられて考えながら踏むタップはかっこよかった。
うっかりかっこよかった。(素直に褒めなさい)

みっちゃんはあいかわらず「アンタ何者」であった。
なんかすごすぎる。

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