『Carnevale 睡夢』感想・7

大階段に一人たたずむゆみこ。
さわやかに、どこまでもさわやかに。
白くて清らかだった。

「灰の水曜日」のデュエットダンスもきれい。
今回の水みなのダンスは挑むような関係が多かったので、オーソドックスな添う感じのダンスが見れてよかった。
でも一瞬なんだよねー。
みなこがあっという間にハケていっちゃう。

この公演、みなこは本当に忙しかったな。
出てはちょっと踊ってハケて着替えて、また出てきてちょっと歌ってハケて…の繰り返し。
出番が多い。
そして衣装が多い。
舞台上より舞台裏が忙しかったのではないかと想像する。

でもどの場面も素晴らしかったよ。
どこも色が違ってあらゆるみなこを楽しめた。

ここのカゲソロは咲奈。
歌ウマちゃんはどんどん使ってほしい。

みなこがハケたあと銀橋に水さんが出る。
大階段を下りてきたハマコを振りかえり手を差し伸べる。

ここも泣けた。

同期で、ファイアー&アイスで、音校時代はともに委員で、でもあまり接点はなくて、ベルリン公演の頃から仲良くなって、でもずっと違う組で過ごしてきて、それが同じ組のトップと副組長になって…。

そんな諸々のことがぐわぁっとよみがえる。2人の歴史を思い起こす。
自分の記憶でもないのに。
東京楽とかえらいことになりそうだわー…見に行けないけど。

ハマコのエトワールは悠々としたものでした。
余裕ぶちかまし、に、みえた。
雪組の裏トップともたたえられた人にふさわしい晴れがましい立ち位置。そしてみごとな仕事。

ほかの退団者、ゆみこはもちろんさゆもセンター降り。
記憶違いでなければ、歌なしだけれども緒月・じんじん・ひろみがゆみこのあとに3人でセンターを降りてきていた気がする。

今回のショーは退団者に手厚くて、演出家からジェンヌへの愛と敬意を感じた。
彼女らに愛情をかけることがお金を払って見にきた客への謝意の表現だし、礼儀だと思う。

演出の稲葉センセイはそういう意味で客に報いることができる人だ。
客商売としてものすごく正しい。
(なんかお偉い立場の演出家って、客の目線を忘れて舞台を作ってる人が多くてウヘるんだ)

でもって、退団者以外にもちゃんと見せ場を作っていた。
適材適所で配置していた。
客のために舞台を作っていた。

本当にありがたい存在だ。
これからも期待する。


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