『ロシアン・ブルー』感想・9
思いつくままに。
・冒頭、100年以上前のところ。
絵面が絵本っぽくておとぎ話っぽくて好き。
赤毛のカツラがかわいい。
・特にイレーヌ(みなこ)母のゆめみちゃんのカツラが超かわいい。細かい編みが入っててさー。
・ハマコの掌院に激惚れ。
本気でかっこいいんだもんよー。くらくらする。
ヒゲのえらそうなキャラが似合うわ。
そして第一声がやたらイイ声。
芝居の雰囲気を支配するような。
ちなみに「掌院」とは、
掌院(しょういん)。正教会の修道司祭のうち、高位の修道司祭の称号であり、修道院を管轄する修道院長たる修道司祭の称号である。日本ハリストス正教会の訳語。
だそうですわ(出典はウィキ)。
おおざっぱに言ってとても偉いお坊さんということですね。
ちなみにハリストス=キリストらしいよ。
・領主夫人の美乃ほのか嬢のふてぶてしい表情がかなり好き。
・兵士や農奴・プロレタリアートの動きに力がある。迫力がすごい。
音楽もよくてうねりを感じるから、スカピンのオープニングをみたときのような感動をおぼえた。
にしてもロシアの歴史、血みどろ…。
・ソ連成立→1937年のシーンになるところで男役2人が槌と鎌を交差させていて、
「チラシの裏面と同じポーズだ、気が利いているのう」と思ったのだが、
ソ連の国旗だから、槌と鎌。
私、どんだけ無知。
・ロシア式あいさつをしようとするまゆみ姐さん。
取 っ て 喰 い そ う で す 。
水さんならずとも逃げるだろう。
・そして「あいさつ」すべくスタンバイしてるハマコ・しゅう・がおり。
よりにもよってこのメンツか―――!!
この3人が普通に待ち構えているのがなんだかシュール。
・天勢のアメリカンな役が好きすぎる。
キンキンした役、似合うよなぁ。
美穂姐とのやりあいがすげーよ。
・みうと――――!
髪形がおもしろいことになってる。
脇ながらいるだけでおいしい役どころだったなぁ。
・キングも。
かっこつけのへなちょこぶりがなんとも。
こっちも新公学年の割にそうとうおいしいキャラだった。
・美穂姐の歌がいい。
彼女の声でようやくコメディとして本格的に芝居が動き始める。
血みどろで硬かった世界が力技で解きほぐされるんだ。
・さゆの「メイドでぇす」がおかしい。やたら楽しげ。
さゆはこういう変な芝居をさせるとやたら上手い人なのか!
お兄ちゃんに止められつつもすごいノリノリ。
この兄妹が楽しすぎる。
しかし…さゆのメイド姿はぶっちゃけ萌えん。
なぜだ。
・ニコライ・エジェフのハマコ。
これまたすごい悪役きました。
ガンガン歌うのはいいけどセンターで踊り出したときはびっくりした。
しかもけっこうナンバーが長い。
だいじょうぶかハマコ!
つい体力の心配をついしてしまう。
(いや、水さんと同期だから)
・この曲でロシアチームが踊るんだけどみなこのロングスカートは踊りにくそうだな。
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