『太王四神記 Ver.Ⅱ』をみたんだ・3

星組

前にも書きましたが今回一番心に残った人がハマ。天緒圭花氏。
カグン将軍を演じている。

どえらいこっちゃ。
ハマったかもしれん(シャレを言ってるわけではない)。

ただしハマ本人にハマったのかカグン将軍にハマったのかは定かでない。フィナーレの群舞で見つけられないし。
青龍にも玄武にも出てるのに。
無念。

でもハマの芝居が好きなんだよ。それだけはわかる。
スカピンのときのジェサップさんの素晴らしさは覚えてるし。

あとおっさんっぷりの素晴らしさ。
美しい&かっこよかった&渋かった。

11時公演を見てるときのことですよ。
高句麗一武道会で各軍が戦ってる中、上手から出てきた名も知らぬおっさん(失礼)が気になったのさ。

タムドクたちのやりとりを見てるその人の抑えた演技がよかったの。腹芸で。
でも存在感があって、やりすぎず、でも必要な演技をしっかり見せてた。
でもってキレイだった。

「…なんだこの人」

とは思ったけどそもそもそんなに星組詳しくないし、ヒゲやらカツラやらで見分けつかないし。

幕間に必死でプログラムを繰って、もしかして、ハマ? というところまでいった。
彼女が出ているシーンを見逃すまいと思いつつ2幕突入。

青龍の神器が見つかる関彌城のシーン。
真風に話しかけてる人でした。
カグン将軍です。

そしてパレードの階段降りの順番でほぼ確証が。中堅の扱いだったんだもん。

そして15時の回。ミラクルを迎えます。

チケットは直前に買ったサバキの1階6列80番台。
この席は舞台から近いけれども人の陰でセンターが見えないときもあるというデンジャラスなところ。
なんたって上手端だから角度がすごい。
ホゲとキハの結婚式なんか来賓に隠れてセンターの芝居がほとんどわかりませんでした。

ハマはパレードで階段を降りて一旦並ぶところではほかの生徒の陰で見えない、という悲しい状況でしたが、銀橋の並びでは目の前ではないですか!

目の前!!

素敵すぎます。
息ができません。
胸がぎゅんぎゅんします。
ときめきすぎて死にそうです。

思うさま目の前のヒゲオヤジを堪能しました。

ちなみに目の前にいたのはさやか・コロちゃん・ハマ。
個人的にはたいそうツボであるけれども、私の周囲では全くこの喜びを分かち合えないだろうな、という素敵でありつつもなんか地味なメンツでした(失礼だな私)。

今回の中堅ヒゲオヤジ二人(ってなんだ)のあかしとハマですが、あかしはなんか日本人っぽかったです。
いや、いいんだけど。
まかり間違えば日本のどこかにいそうな感じ。

対してハマは「幻のおっさん」という感じでした。
実在感がないというか、ファンタジーしてるというか。

芝居はいうまでもなく上手いし、地に足付いてるのになんでそう思うんだろう。
キレイだったからか?
私の脳内がお花畑状態だったからか?

ちなみに専科おふたりは「歴史小説のおっさん」という感じでした。そのまんまやな。
今、現実にはいないけど、かつてどこかには存在してたかもしれない…(でも実際のところはよくわからない)という感じです。

ともかくも、皆様星ぺを観に行かれた際はハマの素晴らしすぎる演技にご注目下さいませ。
損はしません。

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Posted by hanazononiyukigamau