黎明の風

2月11日11時公演の1回しか見てないので把握しきれてないとこがたくさん・・・。
(しかもちょっと時間が経って、誤った記憶になってるかも)
それでも構わないという方、お付き合いくださいませ。

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轟さんはとにかくかっこよかった。
特に外国へ行くときの皮ジャンとジーンズ姿が似合ってた。
男にしか見えなかった。
レクイエムの場面は泣けた。歌と場面が合ってる。

たっちんもよかった。
たしかにポスターのウメに比べると地味だけど、安定感があってしっかり演じていた。
正子の芯の強さが感じられました。
準備期間も少なかっただろうに、御苦労さま。
違和感なく見れた。

歌ウマーは健在でした。
なんだかんだいって歌が上手い人の舞台はいいなぁ。
聴いてて気持ちいい。

でも正子って、予想よりはあんまりおいしくない役かも。
ちゃきちゃきなところが意外と少ないというか、あっても余計な感じがしてしまうというか・・・。

そもそも、男と男のガチンコ勝負をダーイシは書きたかったんだろうな、って気がする。
そうなると、娘役のウェイトが下がるのは必然。
ダーイシらしい娘役のあしらい方だなぁ、って感じは否めない。

まちゃみはしっとりしてました。
アメリカ人だけど、そういう役らしい。
日本人なのに国際的な正子と、アメリカ人なのに大和撫子なジーンが対照的である、ってことらしいですね。

和子が一番おいしそうな役な気がした。(なんとなくそう思っただけだけど)
けっこう出番多いし。
藤咲さんはきれいに出てました。

タニオカさんのマッカーサー。
想像よりはるかに良かった(どんなのを想像してたんだ、って話ですが)。
白洲次郎より年上には見えないけど、現実をそのまま踏襲した舞台でもないようだし、いいんではないかと。

らんとむは今日も渋かった。
いや、かっこよかったですとも。
けどね、レクイエムの場面が頭から離れない・・・。

あの衣装恥ずかしいんだよー!

素材感がなんでか昭和だし(昔のジャ○ーズな感じ)(でなければなんか特攻服っぽい)、
それよりも、男役の体型補正が上手く出来てないのか、なんか・・・

胸があるように見えるんですが・・・。

・・・_| ̄|○

私、胸はきらいじゃないです。(あえて控え目に表現してみた)
ていうか、オフショットだったら食いついたかもしれません。(これも控えめな表現)

けどさー、男役=男と仮定して芝居は見てるから、それが崩れるとなんか動揺してしまう。
話に集中できなくなる。

しかも、「男・らんとむ」ですよ。ていうか、むしろ「雄・らんとむ」。
そんな人から女子を感じちゃった日にゃあ、もう!

「あれは胸板なんだ。乳じゃない・・・。」
脳内で呪文のように唱えてました。

それでもらんとむは、ギュイーンという擬態語にふさわしい走り方でもって舞台を去ってくれました。
男らしい、突っ走り方でした。
ありがとう、らんとむ。
せっかくの乳(かもしれないもの)に萌えられなくって残念です。

吉田茂の汝鳥さん、近藤文男のまりえったさんがすばらしい。
ほんとにほんとにすばらしい。
すごくリアルだった。

ときどき珠洲さんを探したんですが、あらかじめプログラムを熟読しなかったのでよくわからない・・・。
でも「今年はボーナスが出たんだ!」みたいなことを言ってたのがそうかしら?

それから、全体的なところを少し。

暗転が多い舞台ってあんまり好きじゃない。
話がぶつぶつ切れて、ふと現実に戻っちゃうから。
もうちょっとその辺を上手く処理してくれたらよかったのにな~。

公演を見ていて、過去の迷作がよみがえる。

正子が次郎のネクタイを締めあげる場面は、『竜馬伝』のおりょう(るいるい)が竜馬(かしちゃん)の袴の紐を締めあげた場面とかぶるし。

熊澤天皇の場面は、『竜馬伝』の貴族の男(あゆみさんとゆっちさんだった気が)みたいだし。(『猛き~』の勲章の男ともちょっとかぶる)

あすのお色気たっぷりなマッカーサー秘書。
(これが小芝居が多くて楽しいんだけど、こればかり見てると話の流れがわからなくなるのよね~)
・・・『猛き~』か何かにもお色気たっぷりなメイドがいたような。

なんかいろいろの過去の作品を思い出す。ああいつものパターンだ、って。
・・・もうちょっと、今現在の芝居を楽しみたいんですが。

あと、モンペ姿とかはあんまり宝塚の舞台で見たいものじゃないなー。

また3月に入ってから見る予定。
職場の後輩S嬢と行くと思います。(まったく日程とか決まってませんが)
そのころには、もっと面白くなってますように。

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