『ON THE TOWN』感想・３
劇場入り口にあったセット。
昼公演と夜公演では違うものが飾られていたそうですね。
これは昼公演バージョンです。
・るねは人類学者のクレア。
知性の下に本能が牙をむく。
上品さといい加減さ、キュートさがとてもいいバランス。
そして、想像どおり可愛い！
女装似合うなー、丸顔の小顔だからな。ていうかなんで男役やってんだ、あ、上質な筋肉を活かすためか？（それはそれで正しい）
・「月組にお帰りなさいっっ」なちなつ。
ちなつオジーは配役が出たときに「野蛮人……？」って感じだったんだけど、うまくやりきってた。
脳みそまで筋肉な感じはないんだけど（ちなつの持ち味として）、でも違和感をおぼえるほどでもなかった。
ほんといい体だわー、そりゃクレアならずともいろんな箇所のサイズ図りたくなるよね！
脚とか脚とか肩幅とか。
たまちなありの並びはでかかった。
・博物館のシーン、ジェンヌさんも、まさかタカラヅカに入って原始人やるとは思わなかっただろうな……。
でもまじめに役作りしてそうなのが月組子。
・クレアの婚約者・ピットキン役にじゅんこさん。
いい味出てます。
なんでも「いいよいいよ」って言っちゃう気持ちわかるわー。
心広いって思われたいもんねぇ。
最後にどっかーんときてくれたからほっとした。
いい人って疲れるのよー、わかるわかるー。（って書くと私がいい人みたいだ。基本的にいい人だけど）
・くしゃみばっかりしてるルーシー役にうみちゃん。
（『ガイズアンドドールズ』同様、ハイミス（←死語）は風邪こじらすのか？）
変な役だけどやりきったなぁ。
ピットキンもルーシーもちゃんと幸せになる流れは、ご都合主義だけどハッピーミュージカルの良さだ。
・あまり役らしい役がない中では、ゆいかれんちゃんの可愛さが群を抜いてる。
元からあんまりタカラヅカっぽくはない種類の可愛さなんだけど、それでもやっぱり目を引く。
マネキンのところ、じっと見ちゃったわ。
