珠玉の文化財@福井県立歴史博物館

自分語り

ゴールデンウィークも終わりに差し掛かるころ、福井県立歴史博物館の展示を見てきました。
「珠玉の文化財」と題されたそれは、学芸員さんが「推しの逸品」をご紹介くださるというもの。
ふだんは見られないものもあったようです。
(展示は5月6日に終了)

今、福井は北陸新幹線と『光る君へ』に乗っかろうと全力です。
大河ドラマ『光る君へ』は、紫式部が国司になった父について越前国(現在の福井県嶺北)にやってきたからですね。
その関係資料として『元亨釈書』が展示されていました。

北宋の商人・朱仁聡が若狭国(現在の福井県嶺南)にやってきたことが、紫式部の父・藤原為時が越前国司に任じられた理由となったのかもしれません。
その朱仁聡の名が『元亨釈書』に出ています。

もうすぐ朱仁聡が『光る君へ』にも出てくるようで。どんな描かれ方をするのか楽しみです。

ほかには刀とか。

世界図屏風とか。

短冊手鑑も素敵だったなぁ。
なんと華麗な装飾に流麗な手跡。

常設コーナーは、「だるまや少女歌劇」(宝塚の前身のような、大正ごろに全国にあった少女歌劇のひとつ)の展示がされていることが多いのだけどこのときはなかった気がする。
またそのうち見られるでしょう。

ザ・昭和の街並みはいつ見ても楽しい。
そういや、こんな感じだったっけなぁ……って、私の子ども時代よりはもうちょっと昔かな。

駄菓子屋は手を出すと怒られるし、町中はときどき雨が降るし(音声)、犬に近づくと鳴くし、黒電話も鳴ります。展示が凝ってます。

1階のオープン収蔵庫も面白い。
引き出しを開けて宝物をさがす楽しみがある。

獅子のようなしゃちほこのような屋根の飾り(?)も可愛いですね。

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Posted by ゆきたろ