「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」を見たんだ

2023-05-30OG

宝塚OGがあまた出演する「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語」を配信で見ました。

5/3(水・祝)18:00、DMM TVでライブ形式での無料配信だったんです。
刀ステ七周年記念の無料配信だったらしくありがたい!
2月のライブ配信も見たかったんですが、そのときは何かの宝塚のライブ配信と重なって見逃したんですよね。
(ディレイ配信もあったけどなかなか時間も取れず……)

STAGE|舞台『刀剣乱舞』

西暦2205年。 歴史の改変を目論む「 歴史修正主義者( れきししゅうせいしゅぎしゃ ) 」によって過去への攻撃が始まった。 時の政府は「 審神者( さにわ ) 」なるものたちに歴史の守護を命じる。 その審神者の物の心を 励起( れいき ) する力によって生み出された「 刀剣男士( とうけんだんし ) 」たちは、 さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。 …

『刀剣乱舞』にも日本の歴史にもまったく詳しくないのですが、「禺伝 矛盾源氏物語」はめっぽう面白かったです。
さすが日本が誇る一大コンテンツ!
OGさんが出てるからというのが興味の中心でしたが、それ抜きにしてものすごいものを見せてもらったわ。

――『源氏供養』というものをご存じでしょうか。

物語ることは嘘をつくこと、嘘をつけば地獄に落ちる。
ゆえに紫式部は地獄に落ちた。

「禺伝 矛盾源氏物語」は『源氏物語』を下敷きにした話でありつつ『源氏供養』もベースになっています。

小少将の君は紫式部日記に出てきたのだったか。
たいそうな美人で、紫式部が寝姿をうっとり見ていて、起きた時に「物語の姫君のようだった」と語ったとかなんとかだった気がする。うろ覚えだけど。

勝手に色白な大人しい姫君(といっても女房階級なので中流だ)で想像していたが、ここではよく騒ぐ元気な女房で出てくる。

光源氏を名乗る男が『源氏物語』を現実のものにしようと歴史改変をもくろむ。
それを止めようとするのが刀剣男子たち……という話だったはず。

なぜ光源氏が歴史改変をしようとするのかというと、「紫式部は物語を書く」=「嘘つき」=「紫式部が地獄に落ちる」から。
『源氏物語』が歴史書であれば、紫式部は地獄に落ちることはない。
だから『源氏物語』を現実の歴史として書き換えてしまおう、というわけだ。

頭のいい人(脚本・演出家)ってすごいこと考えるなーーーーーー!!!

『源氏物語』と『紫式部日記』と『源氏供養』が一体となって、しかも『刀剣乱舞』という大コンテンツの上で繰り広げられるファンタジー。
しかも私たちヅカヲタにとっては、演じているのが元タカラジェンヌというファンタジー性まで持っていて、重層的な味わいが生まれる。

たとえばかいちゃん。
見てないけど、『刀剣乱舞』の過去作で細川ガラシャを演じてたんですよね。そのガラシャの刀だったというものを具現化しているというアツさ。

翔ちゃんは沖田総司の刀で、沖田総司は宝塚時代に演じた役。
うわーうわーうわー!!だ。

あと、見た目ベルばらなあやなちゃんは元ジェンヌの中では一番の下級生で、それなのに「じじい」ってのがもう……!
ああ、いろいろとツボる仕掛けがいっぱいだ。

配信されたのは全景映像だったので舞台全体がきれいに見える。
2階席センターからオペラグラスなしで舞台を見る感じですね。
出演者たちの顔はわからないけど姿かたちはよくわかるし、舞台セットや舞台全体の流れ、殺陣もきれいに見える。

迫力がすごい。
宝塚での元ダンサーさん多かったもんね。
スタイルの良さと優美さが備わった殺陣。

ただ、つい「顔をみせろーーーーーー!!」となるのは仕方ないですね。
かいちゃんの、翔ちゃんの、あやなちゃんのお綺麗なお顔を!!!
まおも、あっきーも、シュウシオツキも瀬戸氏も。
繊細に作っているであろう表情も見たい。

ちゃんとしたスイッチャーが入ったBlu-rayを買えばいいんですね。知ってます。

買ってもまた積んでしまうのではないかという恐れはあるものの、絶対に買う価値はあると思うんだよね。


4

OG

Posted by ゆきたろ