来年3月から4月にかけて行われる星組小公演の振り分けが出ました。
以前発表されたように、全国ツアーはカチャが主演でトップ娘役のひっとんと回り、トップスターのこっちゃんは海外ミュージカルの『赤と黒』、そしてバウはぴーすけがメインというイレギュラーな形態です。
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』
DCと青年館で行われる『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』はこっちゃんが主演。
宝塚で何度も上演されている柴田先生バージョンではなくフレンチ・ロックを使った海外ミュージカルです。
楽曲・演出などは大きく異なるものになるでしょうが、大元が同じスタンダールの『赤と黒』なのは変わらず。
したがって、メインの役も大きく変わることはないでしょう。
『赤と黒』といえばダブルヒロイン。
レナール夫人と令嬢マチルド。
トップ娘役のひっとんが出演しないので、ここは気兼ねなく配役できる。
くらっち、ほのか、るりはな、ちづるとヒロインを張れる経験者が4名もいるのでなんならダブルキャスト……とか言いたくなりますがさすがにやらんよね(笑)。
大変だし。
ふつうにくらっちレナール夫人、ほのかマチルドかなぁ。
ジュリアンのお友だちのフーケもふつうにありちゃんでしょう。
『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』
全ツ組の路線男役はせおっち、きわみ、あまと、路線娘役は水乃ちゃん。
通常2・3番手がロドリーゴやラモンを演じ、ほかにルカノールが別格系の大きな役。
ロドリーゴは悲恋系メロドラマを、ラモンはもうちょっとコミカルな感じで妹への愛を見せる。主人公・フェルナンドの仲間で、いっしょに仇討ちをします。
ルカノールは色悪で、2007年版のともちんのは本当にかっこよかった。
番手を無視していいなら、ルカノールをせおっち、ロドリーゴをきわみくん、ラモンをあまとくんで見たい。
はまると思う。
(でもそうなったらせおっちのポジションは……ってファンがざわざわしそうだなぁ)
柴田作品らしくこの芝居は娘役にもしっかり役がある。
フェルナンドと身分違いの恋に落ちるヒロイン・イサベラのほかに、ルカノールの妻でロドリーゴのかつての恋人・シルヴィア、主人公・フェルナンドを慕うマルガリータ、ラモンの妹・ローラが路線娘役らしい役。
今回、水乃ちゃん以外新公ヒロイン経験者がいないので、若手娘役にもいい役がくるかも……と思わずにいられない。
綾音さん、乙華さんあたりくるかしら。
水乃ちゃんは学年的にもシルヴィアかな。
『Stella Voice』
ぴーすけが実質主演であろうバウ・ワークショップ『Stella Voice』。
ぴーすけ自身が公演の長でもある、若いメンバーの多い座組となりました。
紘希くんとか稀惺くんとか大希くんとか気になる若手がいっぱい。
『ディミトリ』新公ヒロインの藍羽さんもこっちなのね。
配信でなりと、見たいものです。
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