来年6月の月組小公演の演目が出ました。
表はれこ海のシアターオーブで『Death Takes a Holiday』、演出は生田センセイです。
東だけなのかな? 西はやらないのかな?
海外ミュージカルでれいこちゃんは死神っぽい。
作品紹介を読むにトート閣下の『ローマの休日』って感じの作品で楽しそう。
その裏はぱるくんのバウ。
名作と名高い大野センセイの日本物『月の燈影』です。
初演は彩吹・蘭寿のダブル主演だったのを、ぱるくんの単独主演に書き直す感じでしょうか。
ぱるくん、複数回の新公主演、全ツ3番手から初バウと上げるわねぇ……!
近年強い劇団推しを感じるぱるくんは体格、見栄え、雰囲気など以外の技術的な売りがわかりにくいのが辛いところ。
なんとなく若いころのたまちゃんを思い出すような扱いですが、番手を争う上級生が月組にいないのが救いでしょうか。
(あのころはみやちゃん、カチャ、コマたちも月組にいて、将来のトップへの番手争いという意味ではけっこうキツいものがあった)
このバウで一皮も二皮もむけて、月組の超路線としてファンを納得させられる存在になってくれますように。
2023年 公演ラインアップ【東急シアターオーブ公演】<2023年6月・月組『Death Takes a Holiday』>
2022.12.232023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【東急シアターオーブ公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
月組公演
■主演・・・月城 かなと、海乃 美月◆東急シアターオーブ:2023年6月12日(月)~6月28日(水)<一般前売:2023年5月14日(日)>
座席料金…SS席12,500円 S席9,500円 A席6,000円 B席3,000円ミュージカル
『Death Takes a Holiday』
Book by Thomas Meehan and Peter Stone
Music and Lyrics by Maury Yeston
Based on the dramatic play by Alberto Casella
and rewritten for the American stage by Walter Ferris
and originally produced by the Messrs. Shubert
潤色・演出/生田 大和『ファントム』『グランドホテル』『タイタニック』『ナイン』等の音楽を作曲したモーリー・イェストンが作詞・作曲を手掛けたミュージカル『Death Takes a Holiday』は、2011年にオフ・ブロードウェイで初演され、2011年~12年ドラマディスクアワードの11部門にノミネート。映画「明日なき抱擁」「ジョー・ブラックをよろしく」など度々翻案・映画化されヒットを重ねたアルバート・カゼーラの戯曲を元に、死と愛の超克を歌い上げた名作に、モーリー・イェストンならではの美しい旋律が絡み合う珠玉のミュージカルです。
宝塚歌劇公式サイト
1920年代前半、イタリア。猛スピードで走る一台の車が突如不思議な闇に包まれ、ランベルティ公爵の娘グラツィアが車外へと投げ出される。不思議なことに、彼女はかすり傷一つ負わなかったが、その瞬間、確かに何かが起こったことを感じていた…。
その夜、ランベルティ公爵家へ死神が現れる。何世紀にも亘って人々の魂を集めてきた死神は、なぜ人間が生きることに執着するのか、愛とは何なのかを知りたいと考え、ロシアの公爵ニコライ・サーキの姿を借りて二日間の休日を過ごすこととしたのだった。彼の正体を知らない館の人々は、すぐさま妖しい美しさを秘めたサーキに魅了されるが、その瞳の奥に広がる闇を見た者は恐怖に慄いてしまう。しかし、グラツィアだけは、サーキの瞳の奥に永遠の幸せと愛を見出し、サーキの姿を借りた死神もまた、彼女の瞳に同じものを感じるのだった。互いに強く惹かれ合う二人だったが、死神の休暇はまもなく終わりを告げようとしていた。
2023年 公演ラインアップ【宝塚バウホール公演】<2023年6月・月組『月の燈影』>
2022.12.232023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
月組公演
■主演・・・礼華 はる◆宝塚バウホール:2023年6月14日(水)~6月25日(日)<一般前売:2023年5月20日(土)>
座席料金…全席5,500円バウ・ミュージカル
『月の燈影(ほかげ)』
作・演出/大野 拓史江戸時代後期、市街拡大により「江戸」に加えられて間もない、欲望渦巻く危険な新興地だった大川の東岸を舞台とし、再会した幼馴染の幸蔵と次郎吉の友情を軸に、そこで生きる人々の哀感を描いた『月の燈影』。2002年、花組の彩吹真央、蘭寿とむ主演で上演し、江戸の美意識に彩られた余情溢れる世界が観客の心を捉えた秀作の再演。この度は、幸蔵を主人公に、次郎吉と別れ、再び巡り会うまでの時に奥行を持たせ描き上げる。
宝塚歌劇公式サイト
文政六年、夏。向両国の通り者達を仕切る幸蔵は、借金の形に連れ去られる仲間の妹を取り戻そうと奮闘する町火消「ろ組」の次郎吉の姿を見掛け、助け舟を出す。幸蔵の姿に、行方が分からなくなっていた幼馴染・幸の面影を見出した次郎吉は、その後を追って大川を渡り、危険な新興地へ足を踏み入れていくが……。
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