『天は赤い河のほとり』感想・6

宙組,専科

・ナキア皇妃役、まいあが長じてせーこちゃんになるのは「わーかーるー!!」。

・マギーさんのウルヒが宦官だったのはびっくりした。
やりすぎてないマギーさんはいいマギーさん。
高貴さと美しさと誠実さ、そして愛する人のためならなんでもする黒さ……素敵でした。

愛した女性のためにひたすらに付き従う美形の男性(しかも本来は高貴の身)ってなんというドリーム。
設定ぶっこみまくりですよ。

最後は流刑になるもののナキアと一緒にいられるのは、カイルの温情。
カイルの懐の大きさを示すいいエピソードでした。

・ナキアにウルヒがいたように、ネフェルティティにはトトメスがいたのね。
トトメスはそういう役回り(恋愛方面での)ではないけど、しみじみとトトメスがいて良かったなぁと思う。

あっきーの彫刻っぽさすごいよ。

・カイルの消息をこっそり教えてくれるラムセス、いいやつ。
少年漫画のようだよ。
清く正しく美しく熱い。

・銀橋で殴り合うまかキキ。
少年漫画ふたたび。
これは殴り合ったら仲良くなるパターンか。

この2人に派手なアクションさせんでも……とツッコミを入れたくなったが、やる場所が銀橋なので否が応でも派手さ封印=迫力なくて当然でちょうどいい、のかもしれない。

・ハートのタブレット、カイルが夜中に一人でこっそり作ってたのかなぁとかどうでもいいことが気になる。

・キスシーンのまどかの足ピョコンが恥ずかしい。
恥ずかしいけど、これを耐えねばならんのだな!?

・戴冠式の衣装が暑そう。
毛皮だよ!?
あの地域でも着るの!?

と思ったが、プログラムに載ってるコミックス広告で着てるな。
原作準拠なのね。

・まかまどの船出にふさわしい終わり方でした。
素直に祝福ムードになれる公演っていいなぁ。

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