観劇してから2週間経ってしまいましたが、書きそびれていた分を。
●とてもいい作品でしたが、セットの組み方に文句が。
物語はゆうひさん演じるタマラに日本人のインタビュアーが問いかけ、それに答える形で進んでいく。
インタビュアーは声ではなく、舞台セットに照射される文字で問いかけを行う。(PCかタイプライターのように文字が出てくる)
その文字が読みづらい。
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―――が壁状の舞台セット、●がゆうひさん、客席はこの図の下方にあると思ってくださいな。
舞台セットに文字をばーっと映し出すと、どセンターに座っていないかぎり見えない部分が出てくる。
上手席に座っていれば下手側の赤い部分が、下手席に座っていれば上手側の赤い部分がセットに隠れてしまうんですね。
1列目に座って見えないのはまぁわかるんですが(よくはないけど)、それが20列目付近でもまだ隠れてしまうというのが困ったもんです。
●ゆうひさん以外の出演者(OGのみなさん)について。
いまっちは可愛かった。
ほんの一瞬だけどゆうひさん(タマラ)の妹やってたよ!
似てない! けど似てる! いや似てない!
(どっちだ)
髪型かわいい……。
この人もバリバリの男役やってたんだよなあ。
でもそんな気配ほとんどない。
探せばあるような気もするけど、気のせいかもしんないと思うくらいに普通の女の人ですわ。
この「どこが元男役?」感がかえって不思議な感じ。
いまださんが男役を愛していなかったり真剣にやってなかったりなどとは思えないのに、「なぜこの人は男役をやっていたんだろう?」という疑問が生まれてくる。
退団したの早かったからなぁ……、そのせいか?(なんせ新公学年)
歌って踊って大活躍でした。
ほんと、「コーラス?」でした。
コーラス3人娘としてだけでなく、OG枠ともいうべき感じで珠洲さん・よっちと一緒に出て踊ってもいましたね。
OG3人の中では一番出番が多かったんじゃ……。
本物の男性にリフトもされてました。
おばあちゃんダンス可愛い。
いまっちさんの歌が素晴らしいのはもちろんなんですが、やはり私は踊ったり演じたりしている姿が好きみたいです。
(このへんはねー、本人の意向とファンの好みは一致しないことがあるよねってところ)
腕の動かし方とかきれいだよなぁ、とニヤつきながら観ました。
●退団後初舞台だっけな? なよっちさんはダンサーとして出演。
もちろん女性役です。
タマラのモデル役ではセクシーなバスローブ&下着姿を披露。
しかし「これ、需要はあるのか?!」と失礼なことを思いました、すいません。
シュビッとしたキレのある動きは健在。
タマラの影もかっこよかったー。
やはりまだ男役の名残を強く感じますね。
顔自体がそもそも男役向きなのもあるだろうけれど。
●珠洲さんもダンサーとしてご出演。
よっちさんと同じく「ダンサー」くくりなのに驚くほど出てこない(笑)。
途中で「あれ? まだ珠洲さん出てなくない?」とびっくりしたぞ。
メンバーの1人というよりはゲスト出演みたいな印象を受けました。
珠洲さんはタマラの恋人。
タマラにとってこの世で最も美しい人。
美の具現としての表現が素晴らしかったです。
ファム・ファタル感が出せるの。
現役時代もけっこう「性別=珠洲さん」だったなぁと懐かしく思いました。
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