『Shall we ダンス?』感想・2

『Shall we ダンス?』11月23日(土)11時公演と15時公演に加え、24日(日)11時公演も観てきました。

ありふれた言い方ですが、「夢のような世界」という表現がぴったりの作品でした。
美しく、楽しく、希望があり、人を幸せにする作品。

まずオープニングが美しい。
真っ白な衣装を身につけた王子様と姫君たちの舞踏会が繰り広げられる。

振付は少しコミカルな部分もあり、これもとても楽しい。

ダンス競技会での娘役の衣装が美しい。
ボールルームダンス用の衣装はもしかして新調なんだろうか。
どれもこれも目に鮮やかで、いたく感動した。

これがNTTの力か……?
(スポンサー付きって素晴らしい)

でも一番素晴らしいのは描きだされた世界。

舞台がありふれた現実で、主人公もスーパースターではない。
誠実に生きるふつうの1人の男性が、ほんの少し勇気をもって一歩を踏み出したことで現実世界の色が変わる。

平凡な生活も、わずかな勇気があれば、楽しい世界になりうるのではないか。

物語が現実に着地しているからこそ、そんな夢をリアルに描ける。
”ファンタジー”なのかそうではないのかの境界はあいまいで、でも観劇したあとには一時だけではない夢が残る。

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『Shall we ダンス?』感想・2” に対して2件のコメントがあります。

  1. はこ より:

    ゆきたろさま
    私も23日の11時公演を観劇しました。夫と一緒だったのですが、お芝居が終わると「なんか、後半泣けてきて…」と夫が。
    ゆきたろさんがおっしゃるように、平凡な現実社会が舞台なのだけれど、そこにあるいろいろな思いが丁寧に描かれていて、感動したのかなと思いました。
    日頃の宝塚は、どうしても刺激的なものにばかり反応してしまいますが、地味そうでいて楽しい、また心にしみる作品もあるんだなあと思いました。しかも分かりやすい…また壮さんならでは作品だったと思います。
    贔屓の真咲さんのルパンはこれとは対照的に難しかったし、あまりにも現実味がなくて、共感しにくい作品だったので(贔屓のものにはそれでいいにしても)、ちょっと羨ましく思いました。

  2. ゆきたろ より:

    >はこ さま
    現実世界を舞台にしているのに、こんなに華やかになるのがほんとに素晴らしかったと思います。
    また、おっしゃるとおり、感情の描かれかたが丁寧ですよね。
    つい感情移入してしまいます。

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