読書中

趣味の世界でいろいろありすぎ、まだまだ収まりそうにない今日この頃。
私は元気に観劇に出かけてますが、そういう方ばかりでもないでしょう。

私がたぶん元気なのは、「ご贔屓様」を持たないこと(意識的に作らないようにしている)のと、興味の対象を分散させているからですね。
この秋からはOSKがやたら盛り上がり、快進撃に胸がすく思いでもあります。
実力を蓄えながら地道に続けてきた活動が報われますように。

「歌劇」以外でも、舞台を見たり、本を読んだり、食べ歩いてみたり。
……実際のところ、一番時間をつぶしてるのはスマホゲームですが。課金はほぼしないものの、時間はめっちゃ使う。

さて、ひさしぶりに面白かった本がきました。
『毒を喰らわば皿まで』
自分的にストライクなBL本です。小説です。

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竜の恩恵を受けるパルセミス王国。その国の悪の宰相アンドリムは、娘が王太子に婚約破棄されたことで前世を思い出す。同時に、ここが前世で流行していた乙女ゲームの世界であること、娘は最後に王太子に処刑される悪役令嬢で自分は彼女と共に身を滅ぼされる運命にあることに気が付いた。そんなことは許せないと、アンドリムは姦計をめぐらせ王太子側の人間であるゲームの攻略対象達を陥れていく。ついには、ライバルでもあった清廉な騎士団長を自身の魅力で籠絡しーー

悪役令嬢もの、異世界ものをベースにした世界ですが、権謀術数ドロドロでピカレスクロマンです。
最初はX(Twitter)の広告マンガから入ったんですが、「いつBLが始まるねん!!」とつっこみたいくらい策略に充ちてます。
で、BLというよりJUNEだわぁ……。ううう、好きすぎる、この重さ。

1冊が300ページを超える厚さでもあっという間に読み終わりました。
最近じゃ集中力がなくなって1冊を読むのに時間がかかるようになってたのに、これは一気にいけた。

気になる方はとりあえずコミックからどうぞ。
(なお、マンガはまだ「BL」的なところまで行きついてません。あと、「ヒロイン」回りの女性たちは相当エグい目に遭ってますので、そのへんはご注意)

ふつうのマンガだと『葬送のフリーレン』もすごく好き。
ときどき読んでて泣きそうになる。


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