『宝塚幻想曲』感想・1

花組

花組大劇場公演『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』3月28日(土)にダブル観劇の感想です。

たのしかったー。
芝居はまぁまぁ……だったんだけど(決して悪くはない)、ショーは回数観れます。
よかった。
いちおう来週また観る予定なもので。
(でも土日の何時公演になるかは未定。宙バウのチケット次第だから)

●プロローグ的な場面。

この公演から花組の2番手がキキちゃん、3番手がゆずかれーちゃんです。
若いっっ。

みりおも花乃さんも若くて、「若い」以上に思うことはなにもないんだけど、それでも世代交代の新鮮さはある。

・ゆずかれーちゃんを見るたび「今日もかれーちゃんが美しくて私は幸せです。ありがとうございます」という気持ちになる。
ふぉぉぉ。と心の中で叫びつつ合掌。

・舞台奥から1人ずつ登場するとき、ちなつはんとみれいちゃんは手をつないでやってくるのね。
組替えメンバーだから。

ちなつは普通に花組に馴染んで見える。あんまり違和感ない。

●「波の花」

瀬戸・鳳月・水美メインの、でも瀬戸くんセンターの場面です。
若手が台頭して、また組替えしてきたメンバーの扱いがよくても、生え抜きの組子が生かされているというのは嬉しい。
(別に私、花組ファンじゃないけど)

・七つの海をわたる旅人たちが、波のみなさんと楽しく遊んだり(?)水底へ連れ去られそうになったりします。
ちなつはわちゃわちゃしてるのも可愛いけど(ゆーひさんの若いころってこんな感じだったのかしらとか勝手に思う)、波の花の娘役さんたちに翻弄されているのはやはり似合うな。

・波の花Aできらりちゃん。
退団公演で見せ場があってよかった。
きれいな娘役です。

●摩天楼の場面はザ・男役祭り。
かっこよさを競い合ってるのは客席のテンションも上がる。
そして銀橋に並ばれるとさらにテンションが上がる。

みりおはなんかまだ「頑張れー」って感じがしたけど。

●バスケの場面はコメディテイストです。
コメディテイストの場面は演出家によってはかなり寒いことになるんだけど、稲葉くんのは楽しく見られる。
セクハラ的だったり、ハゲヅラなどで笑いをとりにきたりしないのがいいのかな。
人を笑いものにする感じがないのがいいんだと思う。

・キキちゃんの銀橋からスタート。
キキちゃんの明るく素直に育ってそうな感じがこの役(アオイハナ)に合ってる。

・キキちゃんが想いを寄せる女の子=役名「タカネノハナ」はみれいちゃん。
あんまり「高嶺の花」って感じはないですが、「だって、あんたバスケ下手じゃん」と、イヤな感じではなくさくっと言うのがいいなぁ。

・第1場からこの第5場までの全場面出ているちなつ、お疲れさまっす……。

筋肉番長のマイティも同じくらい出てるけど、若いし暑苦しいしでこちらはなんかだいじょうぶな気がしてしまう。

・「チェンジチェンジチェンジボーックス」と歌いだしそうな勝利の女神様たち。

・チアの娘役さんたち可愛い。
しかし、「波の花」といいこの場面といい、稲葉くんはラインダンスがお好きなのだろうか。
ちゃんとしたロケットは別にあるし。

・敵チームのタソ(下級生の設定らしい)が「あぁ?! なんだコラァ」みたいな感じで味方チームに迫ってたりする小芝居がまた楽しい。

・オチには「あー、そーですよねー」と納得してしまった。
高校生くらいなら特にかれーちゃん的な悪そうな男子はモテそう。

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Posted by hanazononiyukigamau