『La Vie』感想・2

OG

『La Vie』8月22日19時公演はアフタートークショーつき。

トークをするのはゆうひさんといいむろなおきさん(パントマイムの人)で、司会がよっちだったんですが、これは司会がよっちだと決まった段階でどういう結末を迎えるかが決まっていたかのようなトークショーでした。
一言で言えば、「よっちが全て持っていった」。
狙ってるわけではなく大真面目に真剣にやってるだけなんでしょうが、なんであんなに面白いんだあの人。

以下、うろ覚えで書きます。
順番や流れなどいろいろと間違っているかとは思いますが……。
しかもナマでないとあまり面白さが伝わらないという。

●最初によっち登場。
メインである2人を呼ぶ。

よ「タマラ・ド・レンピッ(噛む)(真顔で自分の頬を打つ)、タマラ・ド・レンピッカを演じられた大空祐飛さん、パントマイムのいいむろなおきさんです」

たったこれだけで大ウケを取れるんですよ。
すげぇわー。
自分を殴るときの顔が大マジすぎです。

●よっちさんは終始2人から「カッチカチやな」とつっこまれていました。
ゆうひさんたちは、ありえないほどの緊張と変なテンションのよっちさんを見て、冷静になれたのではなかろうか。

よ「東京公演が無事終わり、大阪公演がはじまりましたが。大阪公演はじまってほやほやのゆうひさん、どうですか」
ゆ「どうって何。まず自己紹介させてよ」

言われてみりゃ自己紹介すらしてませんでした。恐縮しまくるよっち。
自己紹介後、

よ「それで、どうでしょうか」
ゆ「あなたのそれ(司会進行の流れが記されたボード)は何のためにあるのよ!」
よ「お2人が、お互いにしたい質問を用意してきて下さったんですよね。ありがとうございます」
ゆ「(進行の流れ)そのまんまだな」

●ペットボトルを使った技をゆうひさんがいいむろさんに振る。

ゆ「あれ見せて下さいよ。ペットボトルの。マイク持ちますから」
よ「私が持ちます」
ゆ「いいよ」(断る)
よ「申し訳ございません、主演の方に」真顔で謝るよっち。

ペットボトルがにゅっと上るような技などを披露するいいむろさん。
首と肩が平行に動くような技も。

よ「そういうのは家で一人で練習するんですか」
い「そう。電車の中でも」
よ「電車の中だと止めてくれる人がいないから、家の中がいいですね」

ゆうひさんはよっちに「なんてことを聞くの。世界的に活躍されている方に」とつっこんでいたような。

ゆ「そういうのをやると女の人にモテますか」
い「モテません。今がMAXです。飲み会などでやるとあちこちのテーブルに連れていかれて盛り上がるんだけど、しばらくして飽きられます。
電車の中で子供相手に(首と肩がズレる動きを)やったら、次は『外して』と言われました」
よ「子供って恐ろしいですね」
ゆ「そこ?!」

●少女時代のゆうひさんの話。

い「2幕のはじめ、あのカメハメ波はなんなんですか」

2幕で2人がパントマイム的なことをする場面、幕が上がる前にカメハメ波をゆうひさんがしているらしいのです。

ゆ「少女の頃、本当にカメハメ波が出せるんじゃないかと練習していました」
い「この話だいじょうぶですか」
ゆ「カメハメ波くらい出せないと客席の奥まで届かないよ、と。子供のころの練習が私はそういう形で役に立っているなと」
よ「いい感じにまとめて下さってありがとうございました」

むしろ(勝手に)まとめてるのはよっちさんではなかろうか。

●トークショーに使える時間には限りがあります。

よ「楽しいお話、みなさんまだまだ聞きたいですか。(客席拍手)時間には限りがあり、わたくしの力ではどうにもなりません。申し訳ございません」
ゆ「じゃあ質問しなかったほうがよかったんじゃないの?!期待持たせないほうが」

●どういう流れか忘れたんですが、2人のトークによっちが大真面目に感想を言いだし、「あなたの感想は後で(楽屋で)聞くから!」とゆうひさんにつっこまれていました。
感想を言ってるときのよっちは司会という役目を完全に忘れてる風でした。
いい話を聞いたから感動を伝えずにはいられない! 的な。

また、2人の話を聞くよっちさんは常に2人をガン見、うなずきも深い。
アゴでうなずくというより上半身をがっつり使ってうなずいてる。
その動きを見てるだけでなんか笑える。

よっちが面白すぎて2人のいい話がほとんど記憶に残らないという……罠か、これは。
ていうか、よっちを司会に指名したのはゆうひさんなんだろうか。
このおかしさを承知の上で?

素って怖いわー。

ほんと、大笑いさせてもらえるトークショーでした。

0

OG

Posted by hanazononiyukigamau