『Shall we ダンス?』感想・1

『Shall we ダンス?』11月23日(土)11時公演と15時公演を観てきました。
明日もう1回観てくるつもり。

●芝居を進行させていく探偵助手・ポールのほたてはめちゃくちゃ上手い。
これ代役なんだ……。
本役じゃないのにこのレベルなんだ……。

もちろん初日から2週間ほど経っているけれど、初日近くに観た人も褒めていたから、やっぱりほたてが上手いんだよね。

●ちぎたさん演じるエラが素敵。

まず、美しい。
そしてあの細身長身が、いかにも手の届かない高嶺の花の風情。
この孤独感と存在感が出せなければこの作品は成り立たない。

エラのナイーブさもよかった。
ヘイリーのディナーの誘いを断るときの「迷惑なんです」と言った後の、自分に傷ついている感じがとても痛々しい。

●主人公・ヘイリー役のえりたんは、宝塚にはなかなかないごく普通のサラリーマンをきれいに、きちんと演じている。

善良で地道で、派手な役ではない。
それでもちゃんと「主役」足り得ているのはなんなのだろう。

ヘタしたら埋もれそうな役なのになぁ。

ヘイリーさんを素敵だと思うのは、ダンスに染まった動きをするドニーに対しても普通のまなざしを向けているところ。
馬鹿にするでなく、奇怪なものを見る目でもなく、過剰に肩入れするでも無関心でもなく、ほんとに「普通」。
落ち着いた目で、変わり者を変わり者として見ている。

困惑していないわけでもないだろうけれど、感情を極端に表に出さないところがちゃんとしたサラリーマンとして生きてきた一人の男の人生を感じさせる。

●ともみん演じるドニーはめちゃくちゃ面白かった。
観る前から面白いだろうと思っていたけれど、その予想を覆さなかった。
最初から面白いのを期待されているのだからハードルは上がっているだろうに。

出てくるたびに舞台の空気を変える。
すべての動きが面白くて、徹底ぶりが素晴らしかった。
ダンス教室のシーンでは「フォーウフォーゥうるせぇよ!」とつっこみながら観ました。

原作版では、同僚に雑誌の写真を見つけられたときはすごすごと引っ込んでいた(その代わり主人公がかばう)と思うんだけど、宝塚版では彼自らダンスの素晴らしさを示してましたね。
男役としてかっこいい作りになっていました。

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『Shall we ダンス?』感想・1” に対して2件のコメントがあります。

  1. あさって より:

    私は先週観ました。
    ほたてさん、新公ではドニーなんですよね。
    夢乃さんともまた違う、でもきっと期待を裏切らないドニーなんだろうなあ・・・。
    新公は行けないけれど、本公演はもう一回観たいなあと思ってます。
    一回だけでは目が足りないんですよね。

  2. ゆきたろ より:

    >あさって さま
    私も新公は観に行けませんが、どのようにほたてがドニーを作るのか興味があります。
    本公演はともみんのキャラが強烈ですが、ほたてはあまり強烈なキャラの人ではないイメージなので、期待半分不安半分と言ったところです。
    本公演は、1度でも楽しめますが、複数回観るとまた楽しいですね。
    たくさんの人が舞台上に出ているので目が足りません。

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