星組『アンナ・カレーニナ』・1

見たのは4月26日11時公演と27日14時30分公演です。
両公演とも主役のヴィロンスキーは麻尋しゅん、ヒロインのアンナは妃咲せあらです。

書きたいこと、言いたいことはいろいろあるんだけど、殊勲者はせあらだと思う。
とにかく上手かった。
おとめ見たらまだ新公学年で二重にびっくりさ。

この公演で初めてせあらを認識したんだけど、歌えるしきれいだし芝居がすごくいいし。
すごく大人っぽいしっとりした情感あるヒロインでした。
少々地味な気もしたけど貞淑さが表に出ていると考えればOKなレベルかと。

一番好きなのは2幕での狂乱するところ。
「鏡を~」のくだりでじわじわっと怖さが。
そこから死へと駆けてぬけていくのに、心理的にものすごいリアリティがあるの。

主演の麻尋もよかったですよー。
新公学年だし歌が上手いことくらいしか知らなかったけど、路線だけあってかすごい安定感があった。
上手く表現できませんが、歌とか芝居とかの安定感もさることながら、舞台に立っていることの安定感がすごいような。
一言でいえば堂々としてるってことなんですが。

一番好きなのは、自殺未遂後の友人セルプホフスコイと話すところ。
淡々とした、枯れたような、人生をあきらめ捨てた雰囲気がじんわりきた。

初演のコムさん(DVDは持ってる)はひたすら硬質な美しさで人をよせつけない(アンナでさえ)な感じがしたけど、麻尋はもう少しあたりが柔らかい。(顔が丸いからか)
んで、「アンナに」恋するのがコムで、「アンナと」恋するのが麻尋、って感じがした。

でもね、最初舞台に現れたとき「なんか黒いこと考えてそうなヴィロンスキーだなー・・・」と思いました。
なんとなくね。理由はわかんないんだけど。
そういう持ち味の人なのかな?


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