『Eternal Voice 消え残る想い』感想・1

月組大劇場公演『Eternal Voice 消え残る想い』を観てきました。
4月14日(日)11時公演です。

観劇後の味わいが不思議な作品でした。

ストーリーが面白いか、盛り上がりどころがあるかと言われると悩むけれど、観ているときはなんとなく楽しかった作品。
出演者たちのセリフ劇の上手さですかね、ハリー物っぽくて月組っぽい。

さらに、ちなつの声が良すぎて声聞いてるだけで幸せ。だから「なんとなく楽しかった」が増した可能性は大きい。

カタカナをおぼえるのが苦手でゆえにイギリス王室史などは苦手なので、たぶん話を理解しきれてないです。
でもわからないなりに楽しめました。
雰囲気とかテンポとか、その場の空気を味わう感じ。
ある程度王室史などを頭に入れたうえでもう1回観たらさらに面白いかしら。

この日は専科のりんきらが休演し、代役と玉突きの代役が発生していました。(今日もまだ代役のはず)

正塚専科ともいうべきりんきらの代役は97期芝居巧者のヤス。
ああこの代役ルートわかるーーー!!と代役が発表されたときに思いましたわ。
芝居は安定のヤス。上手かったけど、本家本元のりんきらバージョンと見比べてみたい。

代役ながらハマりすぎやろ!!と思ったのがてらくん。
180センチの長身で、「怖い顔」のバチカンの守護戦士・セバスチャン。怖いから、めちゃくちゃ怖いから!! あの体格と三白眼ぎみの目からくる圧は、どの女子も勝てないから。
この役を本役のヤスはどうやって演じてたのか想像つかないわ。ついでに新公の蘭奈ちゃんも。蘭奈ちゃんの場合、鋭い蹴りを入れてきそうな気もするけど。

みちるの役=霊媒師のエゼキエルのテンションが高くて、これを演じ切れるみちるすげぇ…って思いました。
楽しいだろうけど消耗も激しそうだわ。

メアリー・スチュアートの侍女・アンナ・クリフトンの泉里ちゃんは美声を聴かせてくれました。
泉里ちゃんもこの作品で卒業。寂しくなります。

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