柳生東京楽を見たんだ・1

星組東京宝塚劇場公演『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』千秋楽のライブ配信を見ました。
12月26日(日)13:30開演、愛ちゃんこと愛月ひかるサヨナラショーつきの豪華な公演です。
かなり時間が経ってしまいましたが、記録的な意味も含めてメモを残しておきます。
愛ちゃんサヨナラショー
愛ちゃんの経歴やメッセージや、愛ちゃんのサヨナラショー、愛ちゃん以外の退団者の経歴やメッセージはムラとほぼ同じだったかと思います。
念のため、セットリスト。
『誰がために鐘は鳴る』幸せの鐘の鳴る日(愛月ソロ)
『シークレットハンター』Eres mi amor(愛月ソロ)
『マノン』マドリードへ(愛月ソロ・男役黒燕尾群舞)
『Bouquet de TAKARAZUKA』主題歌(愛月以外の退団者)
『うたかたの恋』主題歌(愛月・舞空)
『Ray-星の光線-』 You Are My Sunshine(全員)
『不滅の棘』カーテンコール(バンバン)(全員)
サヨナラショーの黒燕尾でレイラが映りまくるのはめっちゃ分かってるな感がありました。
配信のカメラ、大事。
「You Are My Sunshine」で愛ちゃん以外の退団者6名がいっしょに前に出るのもよかった。
うたかたのルドルフを演じる愛ちゃんのノーブルさにひれ伏しつつ、ちゃんとした公演で見たかったなと見果てぬ夢を抱いたり。
こっちゃんと愛ちゃんの学年が逆転した1・2の関係性がひたすら尊く見えたり。
あと、ぴーすけってほんといろいろと上手いよねと思いました。
階段降りとご挨拶
緑の袴に着替えた退団者が大階段を降り、最後のご挨拶をします。
・澄華あまねちゃんの目が涙に濡れていました。
言葉と表情はしっかりしてましたね。
・湊くんは凛々しい表情でまっすぐ大階段を降り、組子を見てほほえむ。
「次の航海へ出発いたします」とご挨拶。
(湊だけに……)という脳内ツッコミが入りましたが、かれの狙い通りかどうかは不明。
・彩葉くんは静かな表情にどことなく涙のあとを感じました。
・レイラは麻央くんが同期生のお花渡しに登場。
麻央くんは、黒髪を後ろで束ねて、シルバーのライン入り黒のスーツ。
カラフルなブーケはムラのときも評判でしたが、花の組み方を変えたのだそうで。(らんすいえんのインスタで見ました)
「男役は輝く星々のように永遠ではないからこそ美学があるのだと」
「永遠の絆を踊らせていただけたこと、一生忘れません」
組レポ。でつづっていた名文を思わせる詩的な言葉です。
1期下のトップスター・こっちゃんへの愛情や敬意も忘れない。
・あんるへの同期生のお花にはポコちゃんが登場しました。
麻央くんと並んで懐かしい星組のスターさんたちです。
ドレッシーな黒のブラウスとパンツ姿で、相変わらず美人なお姉さん。
キャピュレット夫人のような赤いブーケはあんるが演じてきた舞台の数々にふさわしいですね。
・おとねちゃんは淡いピンクの薔薇が可憐でした。
愛ちゃんご挨拶
大階段に登場した愛ちゃんはやや緊張した面持ちでしたが、ライトと拍手でふっと息をついたように見えました。
同期生からのお花はりく。
言うまでもなく宙組時代の同期生で、愛ちゃんとともに新公主演を競い、切磋琢磨していた仲です。
きれいなお姉さんになって……! (髪が伸びたせいかうらら様みが……)
ご結婚もおめでとうございますであります。
同期で路線を競っていたので、ファン同士はいろいろと思うことが多かったのではないか……と推察します。
しかし2人には互いにしかわかり得ない苦労を分かち合った仲なのでは。
愛ちゃんが東京楽のお花渡しについて「りく一択だった」といったことを後のインタビューで語っていたのもむべなるかなです。
「終わりがあるから美しい」
「終わりが決まったから駆け抜けられた」
宝塚の美学を大切にする愛ちゃんらしい言葉。
もちろん専科さんや管理職の方たちのように、ほぼ宝塚に骨を埋める方もおられます。
けれど大半のジェンヌさんはあるときに宝塚を去る。「ここまで」と決めて駆け抜けるのも潔く美しい。
「宝塚を愛する皆様がこれからも幸せでありますように」
愛ちゃんもお幸せに。
ていうか、受験スクールの講師になっててびっくりだよ! でもいい転身だと思う。
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コメント一覧
○○みたんだ
っていうタイトル、子どもっぽくて
イラつくんでやめてもらえませんか
一生懸命書いてるんでしょうが
タイトルで台無しですよ