東京れいこちゃんサヨナラショー・2

みとさんが伝える退団者メッセージは大劇場と大きな違いはなかったかと思います。

せんりちゃんへの同期からのお花は宙組のもえこでした。黒のスーツがかっこいい。
組内に同期がいないのはさみしいですが、誰がお花渡しに来られるのかファンにとってはちょっとしたサプライズですよね。だいたいは他組のスターさんだったりするし。

海ちゃんの水色のお花は最後のデュエットダンスのドレスみたいでした。
海の色、なのかもしれません。

れいこちゃんの最後の大階段は緑の袴に黒紋付で。
男役トップスターだからほかの衣装も選べるけれど、みんな、タカラジェンヌとしての正装で旅立っていくのね。

同期からのお花は専科のまゆぽん。黒のスーツに黄色のネクタイは月組の色。
まゆぽん自身が元々月組の人でもあり、短いながらもれいこちゃんと同じ組で過ごした仲間でもあります。
それに「岩ねえ」で音楽学校時代から信頼する人でもあったのでしょう。

お花はカラーを銀のリボンで束ねたもの。
れいこちゃんがまゆぽんから受け取りながら「んー?」みたいな顔してるのが面白い。
あれは花束の持ち方や角度をチェックしてたのかな。

フォーエバータカラヅカで幕。

退団者だけが一堂に並ぶ退団者のお言葉コーナーでは、れいこちゃんのへっへっへ笑いが出ました。
面白い美人である。

このときに千秋楽を迎えての感想を話していたんですが、がっちさんのあのビジュアルから発せられる「甘噛みしちゃって」という言葉にはときめくものがありました。

「噛んじゃって」ならいいのよ、ふつうなのよ。
「甘噛み」ってワードが妄想が、妄想がぶわーーーーっとくるわけじゃないですか!万年厨二としては、なにげに破壊力あるぞ。

ちゃんとトップ引継ぎの場面があったのも嬉しかった。
でもその前にひとしきりあって、

「鳳月杏さんをお呼びしようと思ったら楽屋で絶対やめてくれと言われて」
「(客席が)えーって言ってる」と言いながら上手袖を見るれいこちゃん。

「なーんだ、出てくるんじゃん」と言う、しかもバシッと叩くれいこちゃんに「恥ずかしい」と言いながら「呼んでくれてありがとう」というちなつ。
ちなつのほうが3期上なんですけどね。仲良しだなぁ。

「じゃああましじゅりちゃんも呼ばなきゃ」ということで、下手からあましも登場。れいこちゃんをはさむように立ちます。

「昨日が新月だったから今日はもう新しい月組が始まっているんだと思いながら公演をしていた」とれいこちゃん。そんなこと考えてたのか。

これからくるちなつ時代に「私が誰よりも月組に通ってると思います」とのことなので、れいこちゃんと観劇かぶりするかもしれないんだな。

最後はれいこちゃんと海ちゃんの緞帳前トークで終了。
トークはとてもあっさりしたもの。
はけ際、ちゃんと下手袖の前でちゃんと海ちゃんが立ち止まり、2人そろってお辞儀。

お疲れ様でした。
さっぱりした月組東京千秋楽でした。
れこ海たち、やり切ったんだろうね。

終演は18時ごろでした。

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