『翼和希レビューショーin金沢』6月16日(日)10時公演の感想の続き。
・ラインダンスは「it’s all right with me」。
OSKのラインダンスにしてはゆっくりめ?
・そしてお待ちかね「ブギメドレー」。
NHKの『ブギウギ』でつかんだお客さんだから、ここで離す手はないよね。
お客が見たいものを見せるの、大事。
まずは「恋のステップ」。「チェリオ♬」が印象的な歌を可愛いコメディ仕立てにしました。
千咲さんと千颯くんがカップルとして登場。
そこに現れた空良くん、千咲さんに声をかけるも千咲さんに相手にされず、荷物持ちにされる。
けれど千咲さんから渡された傘を手に華麗なダンスを披露。
千咲さんは喜んで拍手、両手に花状態に。
当て馬な空良くんがキュートなんですよ。でも当て馬に終わらせないダンスと美しさ。
そりゃ千咲さんも拍手してキャッキャしますわ。
続く「ラッパと娘」では翼くんが客席下手から登場。
初回だからたぶんお客さんも予想してなくて、すごい盛り上がりでした。
近くで聞く美声とお美しい顔の迫力よ……!
そして「センチメンタルダイナ」。
男役声で聴くこの歌も素晴らしい。
そして「東京ブギウギ」で総踊り。
みんな知ってる曲というのはそれだけでパワーがあります。
ああ、楽しかった。
・翼くんと千咲さんで「追憶」「Agony」。
場面の設定はよくわかりませんが、暗い海を思わせるシーン。
神秘的で怖い雰囲気も出せる千咲さんがほんと素敵で、楚々としたのもパワフルなのもできる上にこれとか……! いやほんとえみ様ですわ。
・「希望の歌」で再び客席降り。
今度は全員かな?
縦2列の通路や客席を横切る通路にだーっと劇団員さんが並ぶのは壮観。
翼くんはとくにファンサービスが旺盛で、奥の方まで行ってましたよね。
ファンへの愛に加えてチャンスを逃すまいとする気迫がすごい。
・パレードは「ビバ!OSK」で。
一人ひとりの名前を出して紹介があるのが嬉しい。
顔と名前が一致すると、観劇するうえでの解像度が上がるもの。
「この子好き!!」みたいなのを覚えるとまた沼る(笑)。
・そして締めはもちろん「桜咲く国」。オープニングアクトで出てきた女子高生もいっしょにというのが面白いですよね。
地方に呼んだ甲斐があるというものでしょう。
(なお、さすがに女子高生たちの振りは単純にしてありました。)
福井はたけふ公演が毎年あるけど、ほとんどの地方の方はなかなかOSKを観られないもの。
こういう機会にいつもは触れられないものに触れて、お客さんもOSKもwin winでいられたらいいよね。
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