東京ひっとんサヨナラショー・1

星組東京宝塚劇場公演『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-』千秋楽に引き続き、「舞空瞳サヨナラショー」が行われました。
12月1日(日)13:30開演、私はいつもどおりライブ配信組です。
娘役トップスターの単独退団なので、サヨナラショーは約15分。

セットリスト

楽曲等は大劇場と同じですが、再掲しておきます。

セットリスト

『ロミオとジュリエット』いつか(舞空&礼)

『Ray』Swinging on a star(舞空&男役)

『王家に捧ぐ歌』エジプトは強い(フィナーレ)(舞空&娘役)

『Gran Cantante!!』Gran Cantante!!(煌&紅咲&水乃)

『めぐりあいは再び next generation-真夜中の依頼人-』ミッドナイト・ガールフレンド(舞空)

『ディミトリ』運命に結ばれて(舞空&礼)

『めぐりあいは再び next generation-真夜中の依頼人-』The Next Generation!(全員)

舞空瞳サヨナラショー

サヨナラショー1曲目のロミジュリ。
花組のお姫様ひっとんが星組の王子様こっちゃんと出会ったみたいな衣装でした。
ひっとんのピンクとこっちゃんの青。

そう思ったのは、ひっとんがほぼ5年にわたってトップ娘役であったにもかかわらず、宝塚最後の日まで清新な雰囲気をただよわせていたからでしょう。
みずみずしいさわやかさと愛らしさがひっとんの持ち味でした。

次に出てくる男役たちは宝塚全てを表すすみれ色にちかい色味の衣装。
『Ray』の「Swinging on a star」でもひっとんの愛らしさは満点で、それでいてセンターにふさわしい華と求心力を見せる。

娘役が集まった『王家に捧ぐ歌』「エジプトは強い」の大階段は、ピラミッドなライティングなのね。
「泣けるはずのサヨナラショーでなんでこの曲……(こんなネタっぽいの選ばなくても)」と思いましたが、超タカラヅカオタクなひっとんだからこその選曲なのかも。

めぐあいから『ディミトリ』への流れは美しく、そして「ことなこ」の関係に心がゆさぶられます。
デュエットにデュエットダンス、そしてひっとんはこっちゃんに背中を押され、本舞台の組子たちのもとへ。
「走り出せ」の歌詞が、新たな世界へ旅立つひっとんへの餞のことばに聞こえる。

星組生たちに笑顔と涙で別れを告げ、同期生に華々しく見送られ、最後は相手役のこっちゃんの元へ。
そして客席からも拍手を受ける。

別れのさびしさはあるけれど、星組トップ娘役・舞空瞳の美しい終幕でした。

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コメント

  1. より:

    コメント失礼します。
    すごツヨを入れたのはサヨナラショーの構成考えた時娘役だけのナンバーをやりたくて自分がやった事あるのはすごツヨだけだったから…と言われていました。

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