東京『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』感想・1

東京宝塚劇場公演『Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-』を観てきました。8月14日(水)18時公演です。
開演アナウンスの「ようこそ東京宝塚劇場へお越しくださいました」だけで感動しました。
いつもはムラで、ふだん聞いてるのと違うことばだから「東京バージョンだー!!」みたいな。

明日と明後日も含めて宙組を合計3回観劇予定なのですが、台風の影響でどうなるかわからなくなってきました……。
東海道新幹線は16日は東京~名古屋間が動かないようです。私は北陸新幹線ですが、どうなることやら。
こういうどうしようもない天候関係のチケットは、劇団側で直前でもOKなリセールシステムかキャンセル制度を作ってほしいわ。せっかく公式で買ってるんだし。チケトレは直前じゃ使えないし。
個人間での譲渡がダメだと言うなら公式でなんとかしてほしい。チケットをただの紙切れにするには、庶民にとっては安くないお金ですよ。

東京に来る前から台風の懸念はあって、そのためかオペラグラスを忘れました。うっかりしてたぜ。
けっこう見やすい席だったので、今回はオペラグラスなしで観劇することにしました。
そしたら、めちゃくちゃ面白い。

当たり前なんだけど全体像が見える。
フォーメーションの美しさに、振付家の偉大さがわかりますよ。
プロローグの白い羽根扇を持った娘役さんのダンスが特に好きだわ。流れるような動きが本当にきれい。

舞台の全体像がとてもきれいで、全景を固定カメラで撮ったBlu-ray欲しいわ。撮影場所は2階前方センターがいいな。
ていうか、『Le Grand Escalier』のBlu-ray発売ってまだアナウンスされてないよね? 出さんの?めちゃくちゃ欲しいんだけど。

あとけっこうみなさん2階席を見てくれるなぁ、とか。
オペラグラスをぐりぐりしてると特定の人しか見てないから、タイミングが合わないと視線やウィンクに気づかないんですよね。
ありがとう、こってぃのウィンク。(別に私にくれたわけではない)

緊張感にあふれてた大劇場を越えて、東京公演のキキちゃんは良い意味で緊張が解けたように見えました。
余裕とか、包み込む気持ちとかを感じたんですよね。
今回の経験を経て、大きく深くなったのかな。

大劇場公演では「命」という歌詞に引っかかってしまった「愛の旅立ち」も、なぜかすんなり聴けました。
キキちゃんの変化によるものか、受け止める側である私の心境によるものかはわからないけど。

5

コメント

タイトルとURLをコピーしました