『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』を見たんだ・4

あがちん主演のバウホール公演『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』の感想の続き。見たのは配信です。

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シンディー・夢白ちゃん

ヒロイン・シンディーは夢白ちゃん。
序盤の「同世代の男子なんて相手にしてませーん」とお高くとまってるのも、主人公・ビリーとやりあってるのもすごくよかった。もちろん2人が意気投合する流れもね。

シンディーは演じようによってはイヤなキャラになりかねないと思うんだけど、いいあんばいで可愛く面白くシンディーを作ってました。
夢白ちゃんはセリフの間や、相手の芝居の受ける表情がすごくいいよね。
ダンサーだけど歌も悪くないし。
安心して見ていられる。

夢白ちゃんは華があってきれいで上手くて、やはりいい娘役だなと思いました。
どの衣装もどのヘアスタイルも似合うし。
赤いドレスだったっけ、めっちゃかわ！！！！と思ったのもあったなぁ。

この前うちの姉と「夢白ちゃんを（宙組に）返せ」「返さん」とやりあっていたのですが（笑）、いやもう返すわけないよね。って、私たちに何の決定権もないのだが。
姉的にはもえこの相手役にぜひ……ということらしい。リッツ・ホテルが好きだったので。

でももえこの相手役って何年後よ！　そのとき研いくつよ！！
そのころまで待たされてたら「路線落ちしたな」みたいな扱いになりそうだ……。そりゃ海ちゃんみたいな例もあるけどさ。

内気な少年・ロバート役のあみちゃんが今作の2番手。

可愛い。くそ可愛い。
好きな女の子にアプローチできなくてもじもじしてるさまも、いいところを見せようとして頑張るさまも、上手くいかなくてでも……というところもなにもかもが可愛い。
この可愛さに無理がないのがすごい。
アイドル感ばりばり。

でもそれを演じてるあみちゃんは、可愛いんだけどめっちゃ上手くて。
いやー、この方も安心して見てられるジェンヌさんだわーーーーー！！
歌が耳に心地よいのもポイント高い。

で、可愛いけど芝居としては「女の子」じゃないから。ちゃんと男の子してるんですよね。

月組に異動するのはさみしいけど、そちらでも活躍してほしい。
個人的には「ワンス」新公でみせたヤバイ男が真骨頂だと思っております。
きれいで可愛い見た目の皮一枚剥ぐとその下は……みたいなドS系です。

あみちゃん演じるロバートの相手役がメアリー。
しっかり者です。まじめで明るくめっちゃ前向き。

アメリカのハイスクールが舞台だからか、『CITY HUNTER』新公の香よりしっくりきました。
メイクも上手くなったのかもしんない。

はばまいちゃんもさすが首席入団だけあって、しっかりした舞台を見せてくれました。
歌も上手いし、お芝居もよかった。

メアリーはロバートを引っ張りながらいい関係を築いていくんだろうなぁ。
ほんと可愛いカップルでした。