『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』を見たんだ・1

雪組公演感想,雪組

祝・『Sweet Little Rock 'n’ Roll』千秋楽

雪組バウホール公演『Sweet Little Rock 'n’ Roll』千秋楽の配信を見ました。

千秋楽おめでとおおおおおおおおおお!!!
東では花組と咲ちゃん率いる雪の別動隊(というかむしろそちらがメイン)が新型コロナのために休演しているだけに、あがちんのバウ公演がつつがなく千秋楽を迎えられたことが嬉しいです。

しかもついにやってきた初主演ですからね。
入団したころから気になるジェンヌさんだったこともあり、初主演の完走は感無量です。
初主演が幻で終わるとか、途中で解散になるとかの可能性ももちろんあったわけですから。
客席にお客さんを入れて最後まで公演できることのありがたみは、出演者はこのうえなく感じているでしょう。

メインキャスト雑感

ビリーを演じた主演のあがちんはやはりスターらしく華やか。真ん中になんの違和感もない。
ダンスシーンでの美しさ、かっこよさは他の追随を許しません。

ヒロイン・シンディー役の夢白ちゃんはほんっといい娘役さんだわーーー!!
とにかくきれいで華があるし。
芝居・歌・ダンスも及第点ははるかに超え、体格もそこそこ小柄なので相手役を選ばないという良さもある。
あがちんとの並びも美しく映えた。

ロバート役の2番手・あみちゃん。なんという安定感。
歌も芝居もうまくて、どんどん大人っぽく男っぽくなっていく。
今回はシャイな男子高校生役でめちゃくちゃ似合ってて可愛かったけど、あみちゃんの中身は九州男児だと勝手に信じている。

2番手娘役のメアリーを演じたはばまいちゃんもこれまた安定。105期首席だもんね。
『CITY HUNTER』新公ヒロインのときよりきれいになった気がする。

公演の雑感

出ているみんなが可愛い。
可愛い。

基本的にそれしかないです(笑)。

若いわー、フレッシュだわー。
アメリカのハイスクールの生徒を演じてるだけあってキラキラしてはる。

ストーリー的には、まぁなんということもない。
たわいもない話です。
1幕できれいに終わったかとおもったら2幕がおまけのようについてた。
うん、後日譚がサービスでついてたと思えばありがたいかもしんない。

途中、客席に向けたアドリブやコメディ的な場面がけっこうありましたね。
ごめん、そこは半笑いで見ました……。
「がんばれー(笑)」みたいな感じで。
今はコロナ禍でお客様も思いっきり笑ったり、ましてやアドリブに応えたりすることができないんですよね。
もしかしたら、舞台と客席とがコミュニケーションが取れる時だったらもっと楽しかったかも。

ダンスシーン、フィナーレその他で劇団あるいは演出家もしくは振付家は、あがちんにとにかく跳ばせて回らせたいのだということが分かりました。
月組のありちゃんの扱いのようだよ。
写真では見てたジャンプ、ほぼ助走なしでやってましたね。なにあの跳躍力。

フィナーレは評判通り素敵でした。ただ、場面ごとの衣装のテイストの違いが気になりまして……。
いろんな衣装を着せるにしても、もうちょっと世界観を統一した方がいいと思うの。

とかいろいろ思ってたんですが、すべてが最後のご挨拶への前振りだったのかもしれない。

出演者全員からの組替えするあみちゃんへの盛大なはなむけ(中村A案による)や、サプライズに泣くあみちゃん、謎タイミングであみちゃん以上に爆泣きするあがちんなどなど、こう言っちゃなんだがめっちゃ美味しかったわ!!!!!

あがあみ……!!でございました。
(長くなりそうなんでいったん切る)

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