
花組東京宝塚劇場公演『蒼月抄』の新人公演をライブ配信で観ました。
5月7日(木)18:30からです。
新公担当の演出家は菅谷元さん。去年かせきょバウでデビューした方ですね。
雑感
花組新公面白かったー!
今回はこれまで新公学年でのメインを張ってた人たちが一歩下がった位置にいて、そのぶん新たなスターを見せる。
新公の長は105期だけど、一歩引いた位置にいたのかな。おかげでなかなかに見つけにくいのであるが……。
娘1の美咲ちゃんは海つ霊だし、最終首席で新公主演済みのみそまるはまいこつの平盛国、新公ヒロイン済みの初音ちゃんは凛乃さんの通子[女房]、あっしーはさすがに平清盛なのでわかるけど専科さんのお役でいい役だけど渋い。
稀奈さんは糸ちゃんが本役の定子[女房]、湖華さんはみおんちゃんが本役の紀子[女房]、伶愛輝くんは本役が副組長・ゆりちゃんの藤原忠雅なのはちょっとおいしい。役の判別ができるし。
105期の、特に美咲ちゃんは娘1だし、みそまるも本公演でもいい役をもらってるし(平知章を印象強くしたのはひとえにみそまるの演技力ゆえでもあるが)、今回は「一歩引いてサポートする」がテーマだったのかなと。
そして新公主演コンビは鏡・翠笙とどちらも初。
2・3番手格にみくるん、月世くん。その下にうさしゅん、月翔くん、光稀くんとこれから伸びていくだろう人たちにいい役どころがついた。
若手も演技力が確かな人が多くて、セリフも明瞭に聞こえて明るい未来を感じる新公でした。
主演/平知盛/かがみー
106期、研6で初主演です(東京では研7)。
元から実力はあると言われてましたが、声が涼やかでセリフも聞きやすく、歌もうまい。
本役のひとこの声はかなり特徴的なので、ひとこに比べると落ち着きを感じる声音。
平清盛の呪いを受けて(もうあれは呪いだよね?)平家の隆盛を願うあまりに滅亡に進んでいくさまが力強かった。
面白かったのは、平宗盛(新公・月翔くん)がしっかりして見えたぶん、知盛の滅亡への道が感じられたこと。三種の神器も帝も渡さぬという意志への、本公演でも感じた「お前正気か」感がよりあらわになったような。
息子・知章に身を挺して逃がされる際の、「父上がいなくては平家は」という最後のことばもあり、教経から伝えられた弟・重衡のことばもあり―――という流れはもちろんあるのだけど。
あとは学年を重ねてビジュアルがシュッとしたらいいかなぁ……ってのはただの私の好みだけど。
新公ご挨拶のとっちらかり具合ははほほえましい。初の主演だものね。


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