
雪組大劇場公演『ポーの一族』の感想の続き。観たのは7月11日(土)13時初日と、12日(日)11時の回です。
だいぶ経ちましたね。(いつものことです)
なにせ初日含む1ヶ月前の感想なので、今観たらまた違うかと思います。
エドガー・ポーツネル/あーさ
今作の主人公・エドガーのあーさ。
初演がみりおで、「エドガーはいた。明日海りおである」的なことをモーさまに言わしめた(うろ覚えですが)お人であるだけにハードルは高かったと思う。
あーさも元々少年系なビジュアルのお人とはいえ、学年も経験も重ねて大人の男もやれて……というのに今さらエドガーか、という声も演目発表のときはあったような気がします。
とはいえそれも杞憂で。
95期、研18(だよね?)の経験をもってしてのエドガーでした。
エドガーはたしかポーの一族に加わったときは14歳(のはず)。
「やーいやーい捨て子のぼっちゃま」といじめられてるところではこんな14歳いるか……?とつっこみたいくらいなのだが(あれは、回りの少年たちも村育ちで素朴なのだろうか)、その後は14歳の姿かたちと、14歳で止まった思春期の少年の精神性を持ちつつも、永遠を生きる老成した部分もあるわけで。
何百年も思春期やってんの、自分だったら精神的にキッツいな……。
その思春期部分は同期のせおっちが演じるポーツネル男爵に当たってるところに現れてますよね。「家族」「一族」だからこそのある種の甘え。
メリーベルに対しては「お兄ちゃま」で。甘々です。
アランへは当初は「メリーベルに与えるエサ」感が初演花組より強かったような。
これはメリーベルの比重がかなり変わったから(今回はトップ娘役)なのが大きいかな。
初演との比較として、あーさエドガーに感じるのは生命力と妖気。強い。
このあふれ出る生命力の強さはあーさの持ち味でしょうね。
初演みりおとは違うけどこれもまた良い。
バンパネラだから人間ではなくなってるけど永遠の命の持ち主だし。
(とかいって、バンパネラけっこうあっさり塵になるよな……と舞台を観て思う)
メリーベル/はばまい
トップ娘役就任おめでとうございますなはばまいちゃんが今回のヒロイン・メリーベル。
悪くはない……と思う。
悪くはないと思うんだけど、初演がなにせめちゃくちゃ可憐で儚くて可愛くて芝居のうまい華ちゃん、役のハマり度合いがとてつもなかっただけに比べると大変ではあります。
はばまいちゃんって、意外と持ち味が可憐とかか弱いタイプじゃないんだよね。
それでもヒロインとしてのソロが美しく、このあたりはさすがでした。


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