『シャーロック・ホームズ』東京楽を見たんだ・2
ライブ配信で見た『シャーロック・ホームズ』東京楽の感想の続き。
・ヒロイン、アイリーン・アドラー役のじゅんはなちゃんが美しすぎるのですよ。
美人万歳。宝塚歌劇は美を愛でるもの。
ホームズすら魅了する女性で、すっしーさんをたらしこんだりもするという役どころにぴったりでした。
そりゃじゅんはなちゃんアドラーなら世界を掌握できるわ。
美貌の歌姫というのも説得力ありまくりよ。(歌唱力はともかく……)
じゅんはなちゃんの美しさと着道楽ぶりに目が楽しくて、めっちゃ満足した~~~~~~。
ヘアスタイルも素敵よ。
ゆるく崩したアップヘアが、オペラ歌手の華やかさと、アイリーンの翳のある人生に重なる。
でもただ魔性の美女というだけじゃなく、犯罪に走らざるを得ない事情や、ホームズに助けを求めて断られたときの傷心のさまに彼女の哀しみが見えました。
・ホームズの敵であるジェームズ・モリアーティ教授役はキキちゃん。
ちょっと子供のようなピュアな狂気をはらんだモリアーティ教授は、話し方も気持ち悪い感じで、でもめっちゃハマってましたね。
キキちゃん、こういう役似合うな!!
『ランスロット』(星組時代のやつね)のモルドレッドを思い出しました。こういうねばっこい感じのが似合うんか……?
そういや『ランスロット』も真風主演で、演出家は生田センセイじゃないか!
長年2番手を務めてるだけあって、真風ホームズとの対決の迫力はさすがでした。
互いの力量が拮抗してるからだと思う。
滝の場面の殺陣も見ごたえありましたね。
あと、モリアーティ教授のビジュアルも完璧。
キキちゃんのブロンド、めっちゃ好き。
・ワトスンにはずんちゃん。温かいワトスンです。
おじさんイメージがあるワトスンが若く美しいのはタカラヅカ仕様ってことでしょう。
221Bでのやりとりは千秋楽のお祭り感もあって楽しかったですね。
真風に振り回されたんだろうなぁ(笑)。
でも要所要所できちんと働いていて、いい相棒なんだろうなというのを感じました。
原作を読んだ昔に感じた、間が抜けた印象はなかったです。
・ワトスンの婚約者がみねりちゃんで、2番手娘役のような立ち位置でしたね。
出番も多くて美味しかった。
傷心のアイリーンに声をかけるところもあって、とてもいい役。
人への優しさ、温かさが伝わって、ワトスンと幸せになってね!と言いたくなりました。
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