大劇場での2月2日に行われた、キキちゃんたちの卒業セレモニーについて。
(書きかけで放置してたのを今さら上げてみます)
サヨナラショーのあとは、同時退団者の紹介があり、階段降りへと続きます。
お花渡し
この公演での退団者はキキちゃん含めて3名。
93期のキキちゃん、101期のひろこ、105期の葵くんです。
宙組は同期生からのお花は組にいる同期生がみんな集まるスタイル。
葵くんへは、組からはなっつ、同期からはりせくんメインで全員。
ひろこちゃんへは組からは春さく、同期からはこってぃたち。
キキちゃんへは組からはずんちゃん、同期からは元花組のキョンちゃんが登場しました。
キキちゃんご挨拶はシンプルな黒燕尾。
同期からのお花は元花組のキョンちゃん。髪が伸びたねぇ。
そういやキョンちゃんへのお花渡しに現れたのはキキちゃんだったから、互いに贈り合った形になるのか
白薔薇を白いリボンで束ねたブーケも素敵。
フォーエバー宝塚で退団者3名銀橋渡り。
ひろこの青系のブーケも似合う。
カーテンコール
退団者だけが本舞台に出たとき、「なにか(言い残したことは)」とキキちゃんに差し向けられたひろこちゃんが、軽くかぶりを振ったのが印象的でした。
控えめなんですよね。
何度かのカーテンコールが行われる中に、ファンからの声かけがありました。
その中に「幸せでいて」と。
それを受けてキキちゃんが何度も「私はとても幸せ」と。
これが本心なのか、本心と思いたいのか、ファンにそう思ってほしいから出た言葉なのかわかりませんでした。
わからない。けれど、キキちゃんは「幸せなタカラジェンヌ」として卒業することにしたんだなと思いました。
ファンのために、組のために、劇団のために、そしてもしかしたら本人のためにも。
これまでにも、心ならずも卒業の道を選んだ人はいたでしょう。
トップスターにかぎらずです。
完全に、自分の望みだけで生きられる世界なんてないのでしょうし。
パッケージングされた「幸せ」にも感じたけれど、その中でも祝福と愛と涙の中で幸せをみつけて、千秋楽で口にする「幸せです」という言葉は嘘でもないのだろうと思います。
コメント