ことなこ版ロミジュリAパターンを見たんだ・3

ロミオとジュリエット

愛ちゃんのティボルトは、Bのせおティボに比べると正統派かつ「スターさんのティボルトですよ」感がありました。
見た目も中身も美男子、色男に作ってる。
ちゃんと「ヅカファンが観たいと思う、男役スターとしてのティボルト」なんです。
キャラクターを再構築した人が多い2021年版星ロミジュリの中では、珍しく既定路線寄りですね。

愛ちゃんのティボルトなら「初めて女を抱いたのは15の夏だった」も納得。
ふつうに女に手を出してるわ。
でもジュリエットへの気持ちは本物。

パリスがジュリエットの婿候補として現れたときの困惑と、バルコニーのジュリエットへの視線が熱く切ない。
愛ちゃんは純粋に恋する男を演じさせたら天下一品ですな。

「本当の俺じゃない」を歌う愛ちゃんのティボルトに感じたのはリサイタルっぽさ。
スターの見せ場ですよ的なね。
ティボルトの心情を歌い上げつつ、ここぞとばかりに2番手・愛ちゃんのスター性を見せつけてる感じ。

だから「ティボルト……可哀想」とかじゃなくて、「愛ちゃんだな~~~~~www」みたいな気持ちで見てました。
見てる側としてロミジュリの物語世界に入り込む感じはないんだけど、これはこれでクセになる。
(逆に、没入感がすごかったのはBパターンの「死」のときですね。あれは怖かった)

愛ちゃんのティボルトは「今日こそその日」を歌うところも、モンタギュー家との戦いの場面とかもいちいちかっこいいんだ。
見せ方が堂に入りまくってて、体格含めてポーズのつけかたが「これぞ男役スターだぜ!」な雰囲気。
かっこいいのに「愛ちゃんだわー」「スターさんきたわぁ」となぜかふふふふと笑いがこみあげてくる。
喩えてなんだが、ものすごく美味い珍味みたいな……(ファンの方、すいません)。

フィナーレは基本的に「スター・愛月ひかる」として出るので、もう、ものすごく愛ちゃんであった。

ティボルト役が務める、フィナーレ最初の銀橋渡りの愛ちゃんのショースター感たまらんなぁ。
派手だわ~。
はいはい、もうここにいるヅカファン全員俺がかっさらっとくから!みたいな漁網ぶり。

Bパターンでもやってた、娘役さんをはべらせて大階段に座ってるのも色気が溢れてて楽しかったわ。
振付、ナイスすぎる。

愛ちゃんは、昔懐かしいAAで

「アイチャンコワイオ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」 ←Bの愛ちゃんの死
「アイチャンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」 ←Aの愛ちゃんティボルト、フィナーレの2番手銀橋、フィナーレ群舞の娘役侍らせて階段座り

を役柄によって高速移動するというか反復横跳びするというかな感じのお人だなぁ、と思いましたです。
で、合間に「愛ちゃん凄い……」が入るのよね。

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