
7月に見た京都公演の思い出し書き。だいぶ時間が経ってしまい、記憶も薄れつつある……。
というわけで残ってたメモとプログラムを元に少しだけ出しておきます。
(いや、終わらないと私がすっきりしないんですよ)
『南座メモリアル』と題されたコーナーは、過去の南座公演のリバイバル。
ここからは南座仕様のコーナーですね。
公演プログラムにも過去の南座公演の舞台写真がいくつか載ってて親切です。長くOSKをご覧になってる方なら、懐かしさもひとしおでしょう。
黄色いドレスで登場した舞美さんが娘役を引き連れてバレエ。
花道からせり上がってくるところから黄色い蝶のような、優美で妖精のような雰囲気でした。
「源氏千年夢絵巻」の登堂さんの歌がすごく良かった。声がいいのよねぇ。
大阪松竹座公演(観てない)では出演してなかったんだっけ。だからか出番は多くないけれど、存在感は十分。
そして「檄!帝国華撃団」はキレ良く踊る。すごく楽しそうでしたね。
娘役さんのピンクの衣装はアイドルというかアニメっぽい作りなのかな。いや、元はゲーム『サクラ大戦』か。
いつものレビューとは違った色味の場面で、でもこれはこれで楽しかった。
掛け声OKだったらしいけれど、私が観た京都初日付近では聞こえてる限りでは誰も声を出さず。
卒業する楊さんを中心とした黒燕尾は、男役としてのかっこよさの引継ぎという感じがしました。
全場面そうなんでしょうけれど、衣装の着こなしも見せ方もダンスのキレも、スターの背中を見ておけというような気持ち。私の感傷込みですが。
そして楊さんと舞美さんのデュエットダンス。
ダンサー同士のトップスターで、あえて同時退団を希望したという仲の良さと相性を感じました。
もうこっちはうっとりして観るだけです。
一方、「トップスター」という肩書では1人残る千咲さんは、迫力も存在感も増しているような。
歌もダンスも素敵だし。とにかく頼もしい。
高いポジションを与えられただけに、それにふさわしくあろうとしてるんだろうなぁ……ただの推測ですけど。
……ということを思ったのは、たぶん「ブルータンゴ」の場面で千咲さんが男役さんを率いて踊ってたからですね。千咲さん、好きだわー。
その前の場面はラインダンス。まだまだ娘役さんの顔と名前が一致してないのですが、ちょっとずつソロがあったりしてよかったですね。
個人的にはもうちょっとスピード感のあるラインダンスのほうが好みです。
どの場面だったか、楊さん、総スパンの銀のスーツで黒シャツ、青のネクタイ姿がかっこよすぎたのが印象的でした。
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