『ポーの一族』東京新公を見たんだ・1

雪組東京公演『ポーの一族』新人公演をライブ配信で見ました。
10月1日(木)18:30開演です。
新公担当の演出家は熊倉飛鳥センセイ。雪組でいえば『FORMOSA!!』の人で、今年『蒼月抄』で大劇場デビューしました。

雪組生、上手いなぁぁぁ! と感嘆しました。

メイン格が新公主演済み、ヒロイン経験済みが多く、元より成績も良い実力者が多い。
長の期が106期で、かせきょー、さなちゃん、霧乃くんという強さもある。

本公演とはまた違った見ごたえのある新公でした。

主演/エドガー・ポーツネル/かせきょー

雪組御曹司の道を爆走する106期首席入団のかせきょー。
さすがのそつのなさ、安定感がある。
ご本人にも不安などはあるでしょうが、本公演でも使われているだけあって場馴れしている。

本役のあーさより大人びた雰囲気のエドガーで「老成」という言葉が似合う。
演技はみりおのエドガーに近く感じた。

一族に加わる前の少年時代はのびやかで瑞々しい魂を見せる。村の少年たちとも仲良くやれていそう。

2番手/フランク・ポーツネル男爵/霧乃くん

2番手格・ポーツネル男爵に霧乃くん。
かれも成績優秀な若手。かせきょーとは同期です。

ポーツネル男爵は本役のせおっちより厳格さが前に出てましたね。エドガーへの愛情は本役ほどわかりやすくない。
こちらも、花組版の瀬戸氏の男爵に近いような。

そんな男爵だからこそか、シーラが胸に鋤を打ち込まれての怒りや愛のさまが印象的でした。一気にボルテージが上がる。家族愛というよりシーラへの愛の人ですね。

新公主演を望む声も聞かれましたが、正直なところビジュアル的に路線ぽさは薄いので、新公主演をしない今のほうがかれに合った配役や面白い配置がされるんじゃないかなと。

ヒロイン/メリーベル/澄花さん

研2の澄花さんが初の新公ヒロインに抜擢。
お顔はかわいい。で、けっこう長身なのね。

正直なところ、まだ「素材」としか言いようのない感じです。
実年齢が若ければ役として若く見えるわけではないというのが舞台の不思議なところで、本役のはばまいより少女らしさは薄かった。

今のところ成績なりの出来だなぁ。
歌はがんばれ。

4番手/ジャン・クリフォード/エンリコ

本役はかせきょー。
瘦せたのかすっきりした男っぽい美貌に目をみはる。スタイルもいいわ。
いつもながら芝居がうまくて見やすい。

エンリコのクリフォードは屈託がないというか、どこまでも自分が中心の男性にみえた。
現代的に言えば体育会系の陽キャなのかな。田舎者と卑下していても、卑屈さはない。

シーラに色目を使うのも、岬の灯台での逢引(未遂)も堂々たるもので婚約者・ジェインの悩みにも気づいてなさそう。

シーラが魔物と気づいてからの切り替わりの早さも、体育会系的なスパッとした感じがしました。

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