月組大劇場公演のショー『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』の感想の続き。
ぱるりりの韓国の場面の美しさといったらなかった。
桃色の娘役が羽根扇を手に波を見せる。
オーソドックスなレビューらしい美しさがあってこの場面が一番好きだわ。
ぱるは3番手らしい風格が出てきたように感じた。
ぱるあみたち中堅~若手のアイドル場面ものぐちんの恒例ですね。
ていうか、前場(韓国)のあと急いで着替えて途中から登場するぱる、お疲れ様です。
ファラオちなつとWIND(風)のあましのダンス。
あましのダンサーぶりと、ちなつの存在感が目を引く。
フィナーレの最初は退団者への同期含めた餞別。
スター格であるるね・うーは花道のセリ上がり、同期で退団者のぐっさんとあさぴは花道から登場し、4人は銀橋へ。
銀橋を渡り切らせてもらえないのは格の問題なんでしょうね。
みちる以下、みちる以下中堅~若手娘役11人のガールズグループの場面があるのは嬉しい。
娘役でこういう見せ場があるのはけっこう珍しいよね。
こちらも歌詞に娘役の名前を織り込んである。
男役・娘役合わさってのダンス。
曲は「君よ抱かれて熱くなれ」――私より年上の人のほうがたぶん嬉しいと思う。
(私はこの歌を知らないけど、もう少し上の世代だとご存じであろう。現に年上のお友だちは大喜びであった)
そしてちなつあましのデュエットダンス。
パレードのセンター降りの人数が多かったですね。こんな感じだったっけな。
りり(エトワール)
↓
るね・うー・みちる
↓
あみ
↓
ぱる
↓
おだちん
↓
あまし
↓
ちなつ
おだちんは白の大羽根、新2番手ですね。
トップコンビ就任のちなじゅりにおだちんと、いずれもおめでたい。
ダブルトリオは天つ風・一輝・雅・飛翔・彩姫・美渦。
しゅりんぷ・わかという私の好きな顔の107期2人が入っているのでウハウハである。
研2の飛翔くんはアイドル場面にも最下で入ってるし、EIGHT PHOENIX、上海の場面のダルマ、そしてフィナーレの男役群舞にも選ばれてる。
かなりすごい扱いだわ。
成績はいまひとつだけど劇団が上げていきたい枠なんだろうなぁ。
月組・新トップスターのちなつは全体的に落ち着きがあった。
トップに就任したものの、これまでと同じように誠実で落ち着いた舞台を務めてくれそうな安心感がある。
それでいて、「これまで培ってきた男役芸のすべてを見せていく」という気概も感じる。
何度かあったあましとのキスシーンも美しかったですね。
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